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旅行2日目・朝/マラッカ行きバスの予約編

 2日目の朝。前日、寝ついたのは結局3時半すぎだと思うが、旅行中というのはどうもダラダラ寝ているともったいない気がしてしまう。9時すぎにはシャワーを浴び、荷物整理や身支度をした後、10時すぎに外へ出た。
 
 
 シャワーは清潔で、水もお湯も問題なく出て、とても快適だった。洗顔フォームと石けんを忘れてしまったのだが、シャワーブース内には他の宿泊客が置きっぱなしにしていたものがあったので、「困ったときはお互い様」と勝手に思い、人様の洗顔フォームと石けんを遠慮なく使わせてもらうことにした。
 

 外へ出てまずしなければいけないことは、翌日、マラッカへ向かうバスの予約。ホステルのスタッフに聞くと、Lavenderという駅の近くに、バス会社の受付カウンターがたくさん集まる「ゴールデンマイル・コンプレックス」というビルがあるらしい。とりあえずこのビルに行けば、予約できるんじゃない?ということだった。
 

 幸いなことに、ホステルのすぐ近くには観光案内所もある。マラッカのバスの予約についてもう少し調べるため、念には念を入れて案内所にも寄っていくことにした。
 

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ホステルの入り口

 
 シンガポールの街は、とてもきれいだ。噂に聞いていたとおり、ごみ一つ落ちていない。そして、あちこちに草木が植えられていてとても爽やかだ。木陰があるせいか、暑いのに「暑苦しい」感じはしない。
 

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リサイクル用のゴミ箱

 
 それにしても空腹である。もう15時間ほど何も食べていないのだから、当然だ。まずは腹ごしらえをしたいところだが、ここで適当なものを食べてお腹がいっぱいになってしまったら、後で本当に食べたいものを見つけたときに食べられないかもしれない…。持ち前の食い意地によって冷静な判断を促され、とりあえず近くのコンビニ(セブン・イレブン)に入った。

 
 コンビニには、なじみ深い、あの「肉まんあたため器」があった。この暑い時期に肉まん…?と思ったが、1年中常夏のシンガポールでは、そもそも肉まんに適した季節というものがないのかもしれない。面白そうなので、1つ買ってみることにした。

 
 日本では「あたため器」はレジの側にあって、店員さんが庫内から肉まんを取り出し、袋に入れてくれる。が、シンガポールの「あたため器」は、レジからだいぶ離れた場所にあった。「これって自分で袋に入れていいの?」とレジのインド系女性に尋ねると、「もちろんよ」とのことだったので、「黒コショウ味」の肉まんを選び袋に入れた。サイズが小さいので、ちょっとした腹ごしらえにはちょうどよさそうだった。

 
 肉まんとミネラルウォーターを購入し、店の外の通りにあったベンチに座ってさっそく食べた。ちなみにこの時、私がいた場所は「オーチャード」というところで、ブランドショップが建ち並ぶおしゃれエリア。平日の午前中なのでそれほど人通りは多くなかったものの、通りかかる人は皆、きちんとした格好をしていて、立ち食いや歩き食いをしているような人は見かけなかった。ベンチで一人、肉まんをほおばっている私は確実に目立っていた…。

 
 ここで、ふと思う。シンガポールは「罰金大国」だと聞いたことがある。現に地下鉄の車内や駅構内での飲食は禁止されており、見つかった場合は多額の罰金が課せられる。もしかしたら、道端での飲食も禁止なのでは…。そうだとすれば、周りに飲食をしている人を見かけないのもうなずける。

 
 やがて頭の中にはどんどん妄想が膨らんで、「麻薬を密輸した者は死刑」という罰則とごっちゃになり、「道端で飲食した者は死刑」という恐怖におそわれた。あわてて肉まんを飲み込み、何ごともなかったかのように再び道を歩き始めた(※実際は道端での飲食OK)。肉まんはコショウがきいていて結構辛かったが、いい腹ごしらえになった。
 

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 観光案内所では、マラッカ行きのバスについて詳しく教えてもらった。先ほどの「ゴールデン・マイル・コンプレックス」ではなく、そこから少し離れた場所にバス会社のカウンターがあるという。どちらにしても、Lavender駅で降りることに代わりはない。

 
 LavenderまではMRT(地下鉄)で行ってもよいのだが、ちょうどバスが来たのでバスに挑戦してみることにした。料金は1.30ドルだったのだが、乗った後で運転手さんに「1.15ドルしか手持ちがないんだけど…」と言ったら見逃してくれた。バスは日本のバスと変わらず、きれいで快適だった。

 
 困ったのは、停留所の車内アナウンスがないことだった。つまり、自分が降りる場所を景色から判断するしかない。運転手さんに「Lavenderに着いたら教えて!」と言っておけばよかったのだが、今から頼みにいくのも面倒だな…と思い、血眼になって窓の外を凝視し続けることにした(運転手さんに頼んだ方が楽だったかも)。ともあれ、無事にLavenderの停留所で降りることができた。

 
 バスターミナルに向かって歩き出す。アラブ系の店や中国系の店が建ち並び、繁華街とはまったく違う雰囲気だ。そんなににぎやかなエリアではないようなので、夜に1人で歩いたら、ちょっと怖いかもしれない。
 

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パステルカラーの建物たち

 
 少し道に迷いながらもターミナルに到着し、明朝のチケットを予約した。8時という、私にしてはとんでもなく早い時間のバスである。荷物の準備やチェックアウト、ターミナルまでの移動を考えると、翌朝は6時台には起きなければならない。でもまあ、マラッカまではバスで4時間かかるわけだし、その間に眠ればいいだろう。
 
 
 ところで、最初にホステルのスタッフに聞いた「ゴールデン・マイル・コンプレックス」には結局行かなかったわけだが、後で調べたところ、スタッフの言っていたとおり、マラッカ行きのバスはここからも出ているようだ。このビルはタイ料理店やスーパーなどが集まる「リトル・タイランド」とも呼ばれる場所で、タイ方面行きのバスの発着所となっているらしい。私がチケットを買いに行ったところは本当にただの「ターミナル」で、まわりには何もお店がなかったので、チケットを買うならゴールデン・マイル・コンプレックスに行った方が何かと便利な気がする。次回はそうしよう。

 
 さて、無事にバスの予約ができたところで、いよいよシンガポール観光スタート。この日はアラブ街、チャイナタウン、リトル・インディアを回ることに決めていた。まずはアラブ街に向かうべく、MRTの駅を目指した。

 


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2009 シンガポール・マレーシア」カテゴリの記事

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