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2009年9月

バンクーバー国際空港にて

 珍しくリアルタイム更新。今、バンクーバー国際空港に着いたところです。乗り継ぎまであと2時間もあるよ! でも無料で無線LANにつなげるので快適。買いっぱなしでちっとも出番のなかったlenovoくんがついに日の目を見たよ!
 
 
 出発前は新宿ミロードの「カランコロン京都」に立ち寄り、大慌てでホストシスターへの誕生日プレゼントやら、その他こまごましたお土産やらを購入。「日本っぽいもの」という縛りがあると、意外とみやげ選びもたいへんである。がま口バッグにハンカチ、印鑑ケースなど大量に購入したので、店員さんに軽く驚かれた。
 
 
 さて、今回のフライトはエア・カナダ。飛行機に乗り込むと、私の隣は乳児(なんと生後2か月!)を連れたカナダ人ご夫婦だった。搭乗がひと段落すると、案の定CAさんたちがやってきて「よろしければお席を替わられますか?」とひとこと。私はどちらでもよかったけど、私の席が空けばお母さんは広々使えてラクだろうし、私も赤ちゃんの泣き声にハラハラしなくてすむだろうし(実際はとても静かないい子でした)、席を移ることにした。
 
 
 ところが、替わった後の座席でトラブル発生。座席横に付いているコントローラーが故障しているようで、読書灯もつかなければ映画の音声も聞こえてこないのである。これは困った……映画見られないじゃないか。
 
 
 CAさんに泣きつくと、また別の席を見つけてきてくれた。2度目の移動はさすがにちょっと面倒だったけど、移動後の席のほうが快適だった(通路側なのでトイレに楽々行ける)ので、災い転じて福となすというやつである。後で機内食を運んできてくれたCAさんは私に気づいて、また「何度もご移動いただいてしまって申し訳ありません」と謝ってくれた。エア・カナダ素敵!
 
 
 というかエア・カナダがほんと、かなりよいのである。座席の足元は広々していて、これならエコノミーで全然問題なくない?という快適さ。スクリーンも大きめできれい。スクリーンの横にはコンセントまで付いてるよ。いすも座り心地よし。CAさんは親切だし、さらには、機内食のシーフードカレーがとてもおいしかった! ボロくて狭くて機内食がまずかったノースウエストとはえらい違いだ!
 
 
 そして極めつけが、白ひげのかわいいお爺ちゃんCAさん。お爺ちゃん、といっても定年があるだろうから、まだ60代くらいなのかな? この人がとってもユーモラスで、乗客にコーヒーひとつ渡すにも「今日は特別に、エア・カナダ特製マドラーをつけてあげるよ。しかも無料で結構! 肌身離さず持ち歩いてね☆」みたいなことをいうのである。日本人客に対しては、つたない日本語で、でもとってもにこやかに「オノミモノハイカガデスカ?」なんていうものだから、後ろの日本人女子たちから「かわいいー!」という声が漏れたのもうなずけるのだった。
 
 
 飛行機がバンクーバーに到着した直後のアナウンス(英語)では、「荷物を取る際には転ばないようにお気を付けください。転びますと、私ども乗務員やほかのお客様に笑われます」ってもー、お爺ちゃんユーモラス!! 英語のアナウンスの後には、たどたどしい日本語であいさつしてくれて、またも後ろの女子たちから「かわいいー!」の歓声が漏れたのであった。
 
 
 さて、あと約5時間ほどでホストファミリーとの再会である。機内で留学時代につけていた日記を読み返していたら、まったくもって今と同じようなことで悩んでいるのであきれるやら、おかしいやら。

 

 

 

 


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スーツケースの中に

出発直前になっても全然荷造りが終わっておらず、
あわててやっていたのですが。

 

ふと気付いたら、知らない荷物が入ってました。

 

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※周りが汚いのは仕様です

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重量オーバーしそう。
 





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松阪牛とわたし

先日、Sさんの結婚式とその2次会にお呼ばれしました。
2次会の抽選で、ピロシが「超高級松阪牛」を当てました。

 

ピロシは先日も、自身の友人の結婚式で
ポータブルDVDプレイヤーをあてており、
ここのところにわかに運が上がっているようです。

 

さておき、松阪牛。
桐(?)の箱に入って届きました。
同封されていた案内によると、
「めぐみちゃん」という名前の牛さんだったそうです。
名前書いた紙、いれるなよ…。
 

 

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ステーキ定食

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焼き加減はレアで
 
 
いやー、このめぐみちゃんがもう、うんめーのなんのって。
家で焼いてもこんなに柔らかいのかい!
中トロのようなコクのある肉の風味に
シンプルなわさび醤油が合う合う〜♪
 
 
2次会でおいしいご飯を食べさせていただいたあげく
こんな高級食材までいただいてしまって、まいったねコリャ。
 
 
Sさん、結婚おめでとう〜!
そしてめぐみちゃん、おいしいお肉をありがとう〜!
 

(おまけ)
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Sさん2次会でもらった猫のクッキー
 
 




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財布とわたし

昨日、「財布をなくした!」と大騒ぎして、
一緒に仕事していた出版社の担当者さんまで呼び出して
2人で駅員さんに聞いて回ったり
交番に行って遺失物届を出したり
さんざん大騒ぎをした後で、
 
手持ちのバッグの中から財布が見つかった…。
 

ちょうど交番にいるときに財布を見つけてしまったので、
おまわりさんにペコペコ平謝りして出てきた。
(おまわりさんはあっけにとられていた)

 

今日、出がけに「自転車のカギがない!」と大騒ぎして、
あっちの部屋、こっちの部屋と探しても見つからず
結局、あきらめてバスで出掛けていって
さっき家に戻ってきたら、
 
財布の中から自転車のカギが見つかった…。 
 
 

 

全体的に、財布が手に負えていない感じである。



 
 

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旅行3日目・夜/マレー爺のグチを聞く編

これまでのあらすじ

 

 トライショーで軽くぼられたことにプリプリしていた私は、気を取り直してリバークルーズに参加することにした。小さなボートに乗って、マラッカ市内を流れる川を揺られる50分の旅だ。
 
 
 それにしても暑い。すでに夕方なのだが、直射日光が顔に、腕に、刺すように照りつける。ボート乗り場では日陰のいすで出発を待つことができたが、いざボートに乗り込むと日陰が少なく、暑いしまぶしいしで不快指数90である。帽子も日傘もホテルに置いてきた自分がうらめしい。せめてサングラスを買っておけばよかった。
 
 
 いざ、ボートは出発して順調にマラッカ川を……進むことなく、すぐに止まった。何ごとかと見れば、エンジンの故障でボートが動かなくなってしまったようだ。まさに踏んだり蹴ったりである。
 
 

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出発した…と思ったら。

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…止まった。右は助けにきたボート
 

 5分ほど待つと、代わりのボートが迎えにきてくれたので、みんなでそちらに乗り移る。ようやくクルーズが始まった。やれやれ。川の両側に、小さな家々が建ち並ぶ。さっきトライショーのおっちゃんに連れて行ってもらった場所も通りすぎたが、陸地から見た景色を、今度は反対側の川から眺めるのはまたオツなものだった。
 
 

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 クルーズの感想は、だいたいそんなところです。とにかく暑かったのです。

 

 船を下りて、町をぶらぶらしながらホテルに向かって歩いた。だんだんと、日が暮れ始めていた。マラッカでは、週末になると夜市が出る。この日は金曜日だったので、さっき通った目抜き通り(ジョンカー・ウォーク)でも、少しずつ出店の準備が始まっていた。

 

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 いったんホテルに戻ると、なんと、カギがあかない。何度カードキーをかざしても、あかない。仕方がないのでフロントに言いにいくと、スタッフのおばちゃんはカードキーを調べた後、「チェックインの受け付けをしたのは女のスタッフだった?」と私に尋ねた。何でそんなこと聞くんだろう、と思ったら、どうやら彼女が私を間違った部屋にチェックインさせてしまったようなのだ。本来、宿泊するはずの部屋は「361」のはずだったのに、なぜか「316」にチェックインされてしまったようだ、と。

 

 おいおいマジかよ、と思ったんだけど、ちょっと待てよ。チェックイン時にもらった翌朝の朝食クーポンを見てみると、ちゃんと「361」と書いてある。要するに、私が勝手に「316」だと思い込んで、関係ない部屋に不法侵入しただけのことだったのだ。しかも部屋に荷物をまき散らし、汗まみれの体でベッドの上をゴロゴロし、ご丁寧にう○こまでしたような気がする……。
 

 ホテルの皆さま、本当にごめんなさい。ちなみに、どうして違う番号の部屋に入れてしまったかというと、フロントの女の子がミスしたのではなく、部屋のドアがあいてたのである。「ああ、私のためにドアを開けてあるのね」と思い込んだ私……。

 

 今度は正しい部屋「361」に入り、休憩後に町へ出た……が、しばらく歩いてふと気付く。私、お金持ってないじゃん!! トライショーのおっちゃんにぼられたせい(←しつこい)だけじゃないと思うが、もともと手持ちが少なかった上に、予想していたよりもお金を使ってしまっていたのだ。夜市でクレジットカードが使えるわけもない。あわててホテルに戻り、フロントでシンガポール・ドルをマレーシア・リンギに両替してもらうことにした。
 

 ところがシンガポール・ドルすらほとんど財布に入っていない。背に腹は代えられぬ、と思い、恥をしのんでなけなしの金を両替してもらったが、フロントの男性のあっけにとられたような顔が忘れられない。日本で言えば「1000円分、外貨両替してください」と頼んだようなものだったと思う。「こいつ、宿泊費払えるのかよ」と思われたかもしれない。

 
 両替してもらったとはいえ、あまりにも心もとないので銀行の場所を教えてもらった。夜なので閉まっていると思っていたのだが、意外にもまだ開いているという(なら、最初から銀行にいけばよかった)。人通りのあまりない道を歩いて、ようやっと銀行のATMにたどり着き、無事に十分なマレーシア・リンギを手に入れたのだった。

 

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銀行への道すがら見た風景。太極拳?

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なんとジムを発見! 外は暑いから?
 

 気を取り直して、ジョンカー・ウォークの夜市へ。地元の人や観光客で、かなりにぎわっている。簡易ステージでは、なぜかカラオケ大会が行われていて、こちらも結構な観客を集めていた。

 

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熱唱するおばちゃん

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カンフーおじさん。すごい人だかり
 

 

 ガチャガチャした感じのおもちゃとか、偽物のサングラスや時計とか、マレーシア独特のお菓子とか、出店にはそんなものが並んでいた。しかし、お腹がすいているので、今はお菓子より何より夕飯である。せっかくマレーシアに来たのだから、ニョニャ料理を食べようと心に決めていた。ニョニャ料理とは、プラナカンたちの伝統料理である。

 

 ニョニャ料理が食べられる店はいくつもあるが、その中でも雰囲気のよさそうな2店に絞りこんだ。そして、すいているけれどもおいしそうなA店、活気があるけれど激コミのB店のどちらに入るかで長いこと迷っていた。2店舗の間を何度も往復したあげく、A店を選んだ。食べ物の選択にかけては、いつだって必死である。
 
 
 
 そしてこの時、A店を選んだことが、私のマラッカ滞在を180度変えてしまった。時を同じくしてA店に居合わせたマレーシア人の爺さんと、友達になったのだ。

 

 メニューがなくて困っている私に彼が自分のメニューを分けてくれたことがきっかけで、私と爺さんは話し始めた。爺さんの名前はアーネスト。これは英語名で、本来は中国系のマレーシア人だという。だけど話せるのは英語がメインで、中国語は少しだけだそうな。

 

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ニョニャ風焼きそばとビール。美味!

 
 

 実は爺さんは2人連れで、もう一人の名前はロン。2人は兄弟で、アーネストが弟で60歳、ロンが兄で70歳だという。アーネストと私はしばらく話しているうちに仲良くなって、3人で一緒に夜市を散歩しようということになった。
 
 

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かき氷を買ってもらいました
 
 
 私は、まさかマレーシアの小さな町に来て、自分より30〜40歳も年上の友達ができるなんて思ってもみなかったので、その状況にコーフンしていた。海外に行って、現地の人とおしゃべりできるなんて、すごいじゃないか! 
 
 
 アーネストは病気で手術したらしく、杖をつきながらゆっくり歩く。しかし気持ちは元気で、よくしゃべる。内容は主に嫁のグチである。聞けば、嫁はもう何十年にもわたってアーネストにつらく当たり続けており、3人の子どもたちが独立した今では、完全に家庭内別居状態で口もきかないのだそうである。私はひたすら聞き役にまわり、「まあ、かわいそうねぇ」とか「それなら離婚しちゃえばいいのに」とか「それ、奥さんひどいよ!」とか、適当に相づちをうっていた。マレーシアの爺さんも、いろいろ大変なんだなと思った。

 

 夜市をしばらく歩いた後、3人でオープンテラスのバーに寄った。ビールでも飲みたいところだったが、夕飯のときに1杯飲み、さらに夜市でかき氷まで食べてしまったのでお腹が冷え冷え。というわけで、ホットのミルクティーにした。バーでミルクティーって……。
 

 

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アーネスト(右)とロン


 

 アーネストは、ずっと嫁のグチを言っていた。その合間に時々はさまれるのが、娘や息子たちの自慢話。携帯で写真も見せてくれた。3人の子供たちはみんなすでに30〜40代らしいのだが、どの人もすごく美人&ハンサムなので、アーネストの奥さんはきっと美人なのだろうと思った。

 

 しかしまあ、アーネストはよい人なのだが、自分のことばかり話すのがタマにキズではある。奥さんは、もしかしたらあなたのそういうところが好きじゃなかったんじゃないかしら、なんて思ったりもしたけど、部外者が適当なことを言うもんじゃないので黙っておいた。
 
 
 そしてアーネストは結局のところ、今の奥さんと離婚したいのであり、誰か新しい伴侶を探しているのだということもだんだんわかってきた。そこへ突然、日本から単身、マラッカに乗り込んできた30歳も年下の女性(私のこと)。小さな町で生涯を過ごすアーネストにしてみれば、まさに「運命の出会い」だろう。彼は私と結婚したそうではあったが、私は夫がいる旨を伝えて丁重にお断りした。それにしても私は「あともう少し早く、君と出会っていたら」と言われることが時々あるんだけど、それって口説いてるようで全然口説いてないですよね? 
 

 3人で、12時ごろまで飲んだ。オープンテラスのバーでは、ミュージシャンが弾き語る声がにぎやかに鳴り響いていた。「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」も流れた。改めて、いい曲だと思った。

 

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 アーネストとは連絡先を交換して、翌日の夜にも3人で一緒に夕飯を食べる約束をした。ホテルの入り口まで送ってもらって、お別れした。こんなに短い旅なのに、出発したときには思いもよらなかった出来事ばかりが起きて、なんだか面白いなあ、と思った。 
 
 

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グラタンとカンパーニュと玉川上水

高円寺に住んでいたころからずっと行きたくて、
でもなんとなく行く機会を逃していたお店があった。
その名も「グラタン屋」。

 

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名前のとおり、グラタン専門店である。
そのお店がなんと、店主高齢のため
26年間続けた店をたたむことになったという。
閉店前にどうしても一度、食べておきたかったので
最終日だった今日、ようやく行ってきた。

 

この日はテイクアウトのみということで、
お店で食べられなかったのは残念だったけど、
家に持ち帰って夕飯に食べられると思うとうれしかった。
お店の前で並んでいる間にも、
次々にお客さんが来て、何個も注文していた。
みんなに愛されていたお店だったんだろうな。
最後に来られてよかった。
(余談ですがあの田代まさしもファンだそうです)

 

「ぱん」という看板の出ているカンパーニュ屋さん
カンパーニュも買った。グラタンと一緒に食べるのが待ち遠しい。

 

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さて、お昼にグラタンを食べられなくなったので
久しぶりの極楽町食堂へ。
スパイシーチキンご飯(?)を食べた。
お店ですごくかっこいい曲がかかっていたので
スタッフに聞いたら、Special Othersという人たちだという。

 

この後、行く予定の場所があったのだが
まだ時間があったので、1時間ほど高円寺をぶらつく。
私は高円寺に行くといつも「東京屋」でビーツ缶を
仕入れて帰るのですが、今日見たらナンプラーもめちゃくちゃ安かった。
350mlのびんで180円。もちろん購入。

 

新しくオープンしたフロレスタドーナツで、ドーナツを買って食べた。
小麦粉とか卵とか、ごく普通の材料だけで作っているというのに
揚げたてのドーナツはすごくふっくら、もちもちしていた。
昔、住んでいた家からだったら30秒で行けたのにぃ!

 

それから高円寺を出て、中央線で拝島に向かった。
拝島駅から、西武新宿線の玉川上水駅まで
玉川上水ぞいをひたすら歩いた。
約7キロの道のり。

 

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拝島駅前
 
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でっかい木があちこちで道をふさぐ 

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単線のせんろ

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そびえ立つ鉄塔を見ながらダベるおばちゃんたち
 
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カモもいたカモ

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どんぐり。久しぶりに見た!
 
 
最近、家にこもりきりで仕事していたので
緑の中を歩くのは楽しかった。
途中、4センチくらいあるでっかいスズメバチに
襲われそうになったり、スリルも(多少)あった。
 
 
あと、おもしろい看板がたくさんありました。
 
 
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「チンコビーム」

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「危ない 子供とびだす」(断言)

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「私道です 禁止」(※「通り抜け」の文字が消えてます)
下の青木雄二ふうの絵もナゾ…。

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「お金はビンの中にかならず入れて下さい。
 入れない人はつかまります。見てますよ
 六月二十一日 三人つかまりました
 カメラが見てます」(野菜の無人直売所にて)

 
 
直売所には確かにカメラが据え付けてありましたが
ケーブルはぷっつり切れておりました…(つまりフェイク)。
 
 
2時間半ほど歩いて、玉川上水駅に着きました。
途中、直売所で無添加のブルーベリージャムが売っていて
つい衝動買いしてしまいました。
 
 
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夕食にグラタンとカンパーニュ(とスープとサラダ)。
グラタン、おいしかった。とっても。
最後に食べられてよかった。
 
 



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旅行3日目・夕方/ケツの穴のちっちゃい女編

だいぶ間が空いちまったなぁー。
これまでのあらすじは→コチラ
 

 さて、ハウス・オブ・セントサを出ると、おっちゃんは、もと来た道を戻るようにまたトライショーをこぎ始めた。

 
 途中、「ここは大きなスーパーが並ぶ通りだ」とか、「これはなにがしの寺院だ」とか、簡単に説明してくれるんだけど、私は適当に聞き流しながら、マラッカの町の風景を眺めていた。
 

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 おっちゃんは、さすがに生まれも育ちもマラッカというだけあって知り合いが多いらしく、通りすぎる人たちとよく挨拶を交わしていて、その人たちが私にも挨拶してくれるのが、ちょっとうれしかった。
 

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 そんなぶらり旅の途中、突然、何の前触れもなくトライショーが止まった。

 
 見れば、目の前には小さな喫茶店があった。喫茶店といっても半分、屋台のような、オープンエアのお店である。おっちゃんは「のどが渇いただろうから、ここで休んでいこう。ここはよく知ってる店だから、安心だ。値段も安いし」といって、私を店内へとうながした。
 

 内心、「えっ、喫茶店なんて行かなくていいんだけど。それよりもっと色んなところを回ってよ」と思ったのだが、のどがかなり渇いていたのは事実だった。観光客向けではない、地元の人が行くような喫茶店に入れることのうれしさも手伝って、結局、私は席に座った。さっとのどをうるおしたら、 またすぐ観光に戻ろうと思った。「きっと、おっちゃんの注文の支払いも私がするんだろうなー」とも思ったが、まあ、ガイドしてくれたおっちゃんへのチップだと思って受け入れることにした。
 

 店には、店員の女性が2人いた。おっちゃんの知り合いだという。カタコトの英語で少し会話をかわしたが、とても感じのいい人たちだった。私のことを「かわいい」と言ってくれたので、ますます感じがいいと思った。
 

 私はアイスコーヒーを注文した。今思えば、タイではかき氷を食べて変なウイルスもらってきたというのに、よくもまあ、また氷入りのドリンクを頼んだものだな……。おっちゃんは、温かい紅茶のようなものを注文していた。「年取ると、冷たいもんがダメになるんだよ」と言っていた。
 

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 飲み物だけ飲めば十分だったのだが、ふと気付くと、おっちゃんは店の前の陳列ケースに並んだお菓子を取りに行っている。おいおい、それも私が払うんだろう! しかも別にお腹すいてないんだけど! 内心そう思ったが、根がいい人な私は結局「まあいいか」と思って、お菓子もいただくことにした。2種類あって、片方はピサンゴレン(揚げバナナ)だった。もう片方は忘れた。特別においしくはないけど、屋台の味。好きな味。
 

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アイスコーヒーとピサンゴレン

 
 アイスコーヒーを半分ほど飲んだところで、「さ、行こう」とおっちゃんを促した。なにせ、トライショーの金額は「1時間40リンギ」である。こんなところでムダに時間をつぶしている暇はない。この時、おっちゃんが「もう行くのかよ」という、若干、不服そうな顔をした……ような気がした。 
 

 自分とおっちゃんの分のドリンク代、お菓子代を払い、喫茶店を出て、再びトライショーに乗り込んだ。この先の目的地について、おっちゃんがしきりに「アイオン、アイオン」と言っている。このオッサン何言ってんだ?……としばし考えて、Eye onのことだとわかった。マラッカにはEye on Malaysia(アイ・オン・マレーシア)という巨大観覧車があるのだ。
 
 
 観覧車は割と好きな私だが、このときは特に乗りたいと思わなかった(一人だし)。それより何より、アイオンまでははかなり距離があるのだ。トライショーで行ったら、どんなに速くても町中から15分はかかるはず。観覧車に乗って、また帰りもトライショーで町中に戻ったら、それだけで1時間=40リンギである。無理、無理! 丁重にお断りして、とりあえず町中に戻ってもらった。
 

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 それからおっちゃんは、私を町中にあるいくつかの寺院に連れていってくれた。おっちゃんは寺院の入り口で簡単に説明を述べたり、私の写真を撮ったりしてくれた後、入り口のあたりに座って「後は自由に見ておいで」と言う。
 

 このとき、彼は「Slowly, Slowly.」と何度も言ったのである。
 

 ごゆっくり、つまり、「Take your time.」と言いたかったのだろう。ただ、英語があまり得意でない彼は、決定的に言葉の選び方を間違えていた。その「Slowly」という単語は、「なるべく時間をかけて見てこい」という、ある意味、彼の本来の気持ちをとても正しく表してしまっていたのだ。この「Slowly」のひとことで、私はようやく、ここにきてようやく、彼の本心を悟ったのだった。すなわち、「この客は金づるだから、できるだけ時間を稼いで儲けてやろう」である。
 

 一気にやる気がうせた。もちろん、彼はトライショーを漕いで生計を立てているわけなので、「できるだけ時間を稼いで儲けてやろう」と思うのは、当たり前のことだ。理解できないわけじゃない。だけど、なんだか、とてもいい人であるように見えたのに、私もそこそこおっちゃんとの交流を楽しんでいたのに、心の底ではやっぱり「金づる」と思われていたのかよ、と思ったら怒りがわいてきたのである。そして、今の今までぼんやりトライショーに乗せられるがままになっていて、そんなことに気付かなかった私のアホさ加減にも腹が立ったのである。
 

 私は、寺院を超スピードで見て回り、速攻で入り口に戻ってきた。もう、トライショーを降りる気まんまんだった。それなら、「じゃあここでサヨナラ」とその場で言えばよかったのだが、「オランダ広場まで乗せてって」と言ってしまうところがまた私のさらにアホなところである。そのときいた場所からオランダ広場まで、せいぜい5〜7分ほどの距離だったと思うが、しっかり15分ぶんを上乗せして請求された。合計1時間45分で、70リンギだという。
 

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一応、お愛想程度に寺院の2階に上った

 
 もともと1時間だけ乗って、40リンギだけ支払うつもりでいたのに、なんでこんなにうかつだったんだろう! しかも、出発時間をチェックしておくことすらしなかったので、もしも時間をサバ読まれていたとしても抗議すらできない。まさに「いいカモ」である……。ものすごく腹が立ったので、露骨にいやな顔をしてやった。交渉して5リンギまけてもらったけど、合計65リンギである。
 

 プリプリしながらおっちゃんに金を払い、険悪なムードで別れた。しかし、よく考えてみれば、おっちゃんはそこまでアクドイことをしたわけじゃない。ただちょっと、ゆっくり回って多めに稼ごうとしただけなんである。むしろ、最初にしっかり「1時間オンリー、40リンギだけね! わかった?」と断言しておかなかった、そして、途中で時間をしっかり見ておかなかった私のほうのミスである。
 

 ここまでの私の後悔っぷりを読んで「さぞかし大金をまきあげられたのだろう」と思う向きもあるかもしれないが、40リンギって日本円で約1100円である。65リンギは約1700円。その差額のたった600円のことで、私はこれだけぐちぐち、長々と書き連ねているのである。ちっちゃい。じつにケツの穴のちっちゃい女だ。600円ぐらい、笑顔でおっちゃんにやったれよ。
 

 とにもかくにも、ようやくトライショーから解放されて一人になった私は、夕刻を迎えたマラッカの町を再び歩き始めた。(この旅行記、いつ終わるの?)
 

Img_2361

 

 

 

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井草八幡宮へ

先月末くらいからなかなかに仕事がキツくて、
先週はかなりぐったりと体にきてしまった。
しかし、今週も来週もまだまだキツそうな雰囲気…。

 

というわけで、気分転換に、
編集Tさんに教えてもらった井草八幡宮
歩いて行ってみた。

 

鳥居が大きいのは外から見て知っていたけど
境内の規模もまた思いのほか大きかった。
背の高い木々が生い茂っていて、
東京とは思えない静謐な空気。
木のにおいのする社殿も趣があって
ああ、カメラを持ってくればよかった、と思ったんだけど
なんでもかんでも写真に写せばいいってもんじゃないよな。
持ってこなくてよかったのかもしれない。

 

近年、絵馬に書かれている願いごとを見ると
「家族がみんな元気で暮らせますように」とか
「○○さんと結婚できますように」とかに混じって必ず

「ニコ動のサーバーが軽くなりますように」

というのを見かけるんだけど、
ニコ動のサーバーはそんなに重いのでしょうか。

 

井草八幡宮を出て、吉祥寺へ向かった。
千川上水沿いを歩いた。
吉祥寺通りに出たところで、
疲れてきたのでバスに乗った。

 

無印で、前々から迷っていた
アロマディフューザーを買いました。
別になくてもいいか…と思ってたんだけど
アタマをしゃっきりさせて仕事に臨む工夫をしないと
いつまでたっても終わらない気がする。
 
 
カナダのホストファミリーへのお土産は
一人ひとりの名前を漢字にした和柄のハンコにしよう。
私ってあったまいい〜。
しかし、ハンコは1個3000円程度なんだけど
ファミリーには6人もいるのであった…。

 
 
 
 
 

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カエラに傷心(ハートブレイク)

夫は昔からカエラちゃん大好きなのですが、
ついに、日本を代表するイケメン俳優・瑛太との
熱愛が発覚しましたね。

 

面白いので、

 

「カエラちゃんは瑛太の○○○を○○○ってるんだよ」とか
「瑛太に○○を○○られて○○○○言ってるんだよ」とか
からかって遊んでいます。
 
 

けっこう本気で怒ってきます。

 



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カナダで何をするべきか

月末から約1週間、カナダに行きます。一人で。
(「結婚したのに一人で!?」ってよく驚かれるけどもはや定番)

 

今回は、高校時代にお世話になったホームステイ先に
15年ぶりにお邪魔しにいくので、厳密には「旅」ではない。
だけど、1週間も時間があって、
しかも滞在するのは人口3500人という
ものすごく小さな町なので、たぶんヒマだ。
ホストファミリーだって昼間は仕事があるので、
そんなにいつもいつも私の相手ばかりはしていられないだろう。

 

と、いうわけで。
なにしよーかなー。

 

…と、ぼんやり考えているんだけど
あんまり思い浮かばない。
何度も書くけど人口3500人ですよ。
しかも、一番大きな町までは高速ぶっとばして2時間ですよ。

 

なんか、(ホームステイ先の)家で料理したりとか、
家の掃除したりとかしようかなー。
あと公園とかでのんびりしたいなー。
って、あの町に公園なんかあったっけ。
 

いったいどんな町なのか、っていうと
こんな町です。
 
 
126367326knhhml_fs

 
 

あと、乗り継ぎ18時間のフライトに
この老体が果たして耐えられるのかというのも大きな心配。

 

そして今月仕事がぎゅう詰めで、
ファミリーへのおみやげをゆっくり選ぶ時間が
なさそうなのもまた心配…。

 


 

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『ねこのきもち』10月号に

せんえつながら、雑誌『ねこのきもち』(ベネッセ)10月号に、
コロンス島の猫に関するちょっとしたコラムを書かせていただきました。

 

Gulangyu_neko

 

付録でついてる「ラッキー!プレゼント」新聞の中の
「ワールド・ねこ・ライフ」というコーナーです。
毎回、いろいろな国のねこの暮らしについて
現地に滞在している人が書いています。

 

『ねこのきもち』は定期購読のみで
書店では買えないのですが、
もし購読してる人がいたら読んでみてくださいまし。
(普段はこのブログに仕事関係のお知らせは書かないのですが
今回はayacco名義なのだ)

 
 
 

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あいぽっどの中身

往復1時間の道のりを自転車で漕いだ。iPhoneにしてからというものすっかり使わなくなっていたiPod機能(だいたい音楽を楽しんでいるときに仕事の電話に邪魔されるとはどういう了見か)を久々に活用し音楽を聞きながら青梅街道を走った。シャッフルにしているが結局マニュアル操作で曲を飛ばしてしまい気付けばいつも同じ曲ばかり聞いている。久しぶりに聞いたのはスピッツの「ガーベラ」。スーパーカーの「Lucky」はいつ聞いてもよい。もう何年もほとんど新しい音楽に触れていないので私のiPodに入っているのは古い曲ばかりだがそれにしても古すぎる。一番新しくてトクマルシューゴかDE DE MOUSE。そしてその曲目ラインナップにはこれまでの男性遍歴が反映されていると言っても過言ではない。これまでに好きになったアーティストのほとんどは、付き合ってきた彼氏が好きでその影響を受けて私もいつしか聞くようになったものばかりだ。KAN、くるり、スーパーカー、fishmans、クラムボン、キリンジ、すべてそうだ。常に人に影響されてばかりで流されてばかりで、私には自分なりの好みとか判断といったものがないのか? そんなことを考えながら自転車を漕いでいてふと気付く。現在のパートナー(仮)であるところのピロシが好んで聞く音楽は、今のところほとんど私の曲目ラインナップに影響を与えていないことに。奴はアルファやDAFT PUNK、Aphix Twin、Volta Mastersといった得体の知れない面々の音楽を好んで聞いているようだが、この中でDAFT PUNKはともかくそれ以外のアーティストにはほとんど興味が持てない。特に嫌いとまでは思わないにしても。そしてピロシが好んで聞くこれらのアーティストたちは当然のことながら私のiPodの曲目ラインナップには一切加わっていない。そうか、確かに私は今まで交際相手の好きな音楽に多大な影響を受けてはきたけれど、それは彼らと自分の好みがたまたま共通していただけのことで、彼らの好みを無条件に自分に複製してきたわけではなかった。彼らの好みをふまえた上で、私は自分の判断で好きなアーティストを選びとってきたのだ。秋風に吹かれながらそんなことを思い自分に少し自信を取り戻したところで、みなさんおやすみなさい。マンションの廊下にはこの夏を全うして死んでいった蝉たちの残骸が散らばっている。
 
 


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たとえばこんな結婚奇談

最近、ピロシがかつてmixiに書いた日記を立て続けに読んでみた。
2〜4年前の日記で、まだ私と出会う前のものも含まれている。
 
 
書いてある内容は仕事のこととか、
映画や本のレビューとか、そんなものばかりだけども
これがまあ面白いこと。
 
 
彼女はいないし仕事はバイトだし、で
失うものが何もなかった(?)当時の彼だからこそ
はちゃめちゃな生活ぶりや、心の奥のひねくれた感情について
読み手を必要以上に意識することなく、
自由に書くことができたのだろう。

 

今や、ピロシは鬼嫁(私)の存在におびえ
ビクビクしながら日々を生きてるからな。
私が奴の牙を折ったとも言えるのか…。

 

まあ、そんなわけで私は日々、
ピロシに割とつらくあたっているのですが
さすがにかわいそうだよなあ、と思ったりもする。
こんな私でも、まだ人の心は失っていないのでね。

 

で、彼が過去に書いた日記を読んでいると
その中の一つに「結婚バトン」なるものがあった。
ちょうど4年ほど前に書かれたものなので、
私と出会うだいぶ前である。
「結婚相手に求めるものは?」
という問いに対し、ピロシはこんな答えを書いていた。

 

俺に従おうとか絶対思わない頑固さ。
俺がミスッたら問答無用でぶん殴る恐ろしさ。
俺の趣味に無関心でいてくれる度量の広さ。

 

な、なんと、全部私にあてはまるではありませんか!
ピロシの阿呆な考えに従おうとか全然思わないし
奴がミスったら、どころかミスってなくてもぶん殴るし
趣味については、度量が広いうんぬんではなく
単純にまったく興味が持てないので無関心である。
すべての条件を満たす私は、
奴にとって理想の女性と言ってもよいのではないか?

 

そんなわけで、さっきまでピロシに対して抱いていた
ちょっとの罪悪感も、めでたく消え去ったのであった。
ピロシには、めげずにかつてのような面白い日記を
これからも書き連ねてほしいものである。

 

 
 

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自分に投資してみるテスト

なんか、ノリでいろいろ決めちゃったなあ、という感は否めないのだが
今月から新しい習い事を始めることにした。

 

大人になってからは、習い事らしい習い事などしていなかったので
自分でお金を払ってスクールに通うのはこれが初めて…。
あ、そんなことないな。一時期、料理教室に通ってたな。
でも、なんか今回はもっと真剣な感じ!
この金、ムダにしてたまるものかという決意がある!

 

…って、大げさに言うほど大金ではないんですけどね。
自己投資に妥当な金額って、どれくらいなんだろうね。
とにかく頑張りますよー。



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