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カナダ1日目/15年後

 夕方、カルガリー空港に到着。チェックインした荷物が出てくるのを待っていると、Sue(ホストマザー)がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。15年ぶり、感動の再会である。陳腐な言い回しだが、本当に感動の再会だったのである…。
 

 15年。

 

 当時、私は16歳だった。高校に入学した年の夏にカナダに渡り、バンクーバーで約3週間のオリエンテーションを終えた後、ロッキー山脈のふもとにある小さな小さな町、ピンチャー・クリークに住むことになった。ホームステイをしながら現地の高校に通った。

 

 当時、私はほかの留学生より英語ができた方だったと思うけれど(英会話学校に通っていたので)、それでも現地の学生と一緒の授業に出るのは大変なことだった。特に「英語(つまり国語)」や「社会」といった文系の授業では何をやっているのかまるでわからず、寝てばかりいた覚えがある。反対に数学は日本の方が1年進んでいたうえ、カナダではテストで計算機を使うことが許されているので、方程式さえ覚えていれば楽勝だった。おかげで「数学が超できる留学生」として一目置かれていたようである。日本では数学が苦手すぎて留年しかけたというのに…。

 

 クラスメートはいい子たちが多かったけど、ティーンエイジャーは話すスピードが速いしスラングもたくさん使うので、コミュニケートするのは大変だった。今でさえ、彼らの言うことは半分くらいしか分からないだろうと思う。

 

 当然のことながら、友達を作るのは大変だった。よく1年も頑張れたと思う。ま、当時は同じプログラムでカナダに来ている留学生がほかにもいて、頻繁に電話しあったりしていたので、そのおかげもかなりあった。でも、当時インターネットがなくてよかったな。もしあったら、日本の友達とメールやチャットばかりしていて、英語の訓練にならなかったんじゃないだろうか。近年の留学生はどうしてるんだろう。

 

 そんな15年前を思い出しながら、Bud(ホストファザー)の運転する車でカルガリーからピンチャー・クリークへ向かった。時差ボケがきつくて(日本からカナダに行くと、完徹で2日間過ごすような感じになる)、道中、少し眠った。家に着いたのは夜9時半。Stephen(ホストブラザー)とCharlotte(ホストシスター)も来てくれて、みんなで昔の写真など見ながらしばし歓談した。

 

 疲れていたので、12時ごろ就寝。寒い! とにかく冷える! 寒さのあまり眠れないかと思ったけど、レンジでチンするバッグ(湯たんぽみたいなもの)にしがみついて、なんとか頑張って眠りについた。

 

 

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