« 運転免許こうしん | トップページ | 人生訓 »

わたしと中国語

突然ですが、仕事で1か月ほど中国に行くことになりました。
それもあって、9月下旬から中国語会話のレッスンに通っています。
ザッツ・泥縄!

 

さておき、わたしと中国語の歴史は意外と長いのでございます。
期待と夢に胸をふくらませていた大学入学時分の私は、
「これからは中国語だ!」
などと、どこかの誰かが言っていたことの受け売りで
第二外国語に中国語の授業を選んだのでございます。

 

1年生の時の先生は、日本人の女性。
大教室での大人数の授業でしたが、発音の練習や
簡単な単語を覚えるのがメインで、
なかなかに楽しい授業でございました。
驚くことに、この授業で習った「中国語発音のコツ」は
10年たった今でも、しっかりと身についているのでございます。

 

地獄は2年次から始まりました。
「中国語・初級」から「中国語・上級」のクラスへと移り、
学ぶ内容もより専門的な文法学習へと変わりました。
この授業がもう、つまらなくて、つまらなくて…。
テキストは大学のえらい先生たちが作ったオリジナルで、
ワープロで印字したような小さい文字が並ぶだけ。
白黒で、イラストなどはもちろんありません。
このテキストのいったいどこに、
面白みを見いだせばよかったのでしょうか。

 

先生は同じく日本人の女性でしたが、
1年次の先生とは違う人で、より厳しい印象でした。
私の中国語に対する情熱は急速に冷め、
授業を休むことが多くなりました。
たまに出席しても、寝てばかりいたので
当然、授業の内容はまったく頭に入りませんでした。
 

そんな具合で、4年次まで嫌々ながらも
中国語の授業を受け続けました。
(途中で変えることはできなかったのです)

 

大学4年、卒業間近の春。
成績表を手にした私は、卒倒しそうになりました。
なんと、中国語の講義だけが「不可」となっていたのです。
つまり落第、留年、はいボッシュート、です。
 
 
思い当たる節はあります。
授業は休みがちだったし、
テストの出来もあまりよくありませんでした。
それでも、まさか「不可」だなんて…。

 

4月からは就職が決まっていました。
ほかの講義は辛くもなんとか落第せずにすんでいました。
たった1つ、中国語の授業のためだけに
私は就職をあきらめて、高い学費を払って
大学にもう1年通わなければならないのか。

 

私はプライドを捨てて、大学に泣きつくことに決めました。
中国語の先生に直接電話をかけることにしました。
電話に出たのはほかの先生で、私の講義の担当だった先生が
しばらくの間、海外出張に出ていることを知らされました。
なんというタイミングなのでしょう…!

 

電話口に出た先生はおっさんで、
中国語の教授の中でも割とえらい人のようでした。
私は彼をターゲットに、泣き落としを試みることに決めました。

「お願いします、就職が決まっているんです。
 レポートでも追試でも、何でも受けますから…」

涙ながらに、そう訴えかけた私。
電話口のおっさん先生は、困った様子でしたが

「う〜ん、それじゃあちょっと調べてみるから、
 あなたの名前を教えて」

と言ってくれました。
成績などを見て、考慮してくれるのかもしれません。
私はわずかな可能性にいちるの望みをかけて、
先生が電話口に戻ってくるのを待ちました。

 

そして戻ってきた先生が言ったひとこと。

 

「あ〜、君ね、無理だよ。だってビリなんだもの」

 
 
 

ごーん………………。
 

 
 

ビリ……………………………。

 


クラス中で最下位だったと告げられた私には
もはや、なすすべはありませんでした。
留年が決まりました。
 

就職先はよい会社だったので、
大学に通いながらアルバイトとして雇ってもらえることになりました。
「アルバイト」といっても形式上のもので、
実際には正社員と同じように毎日、朝から晩まで働いていました。
 

そして週に1回、夕方になると
「それじゃあ、授業に行ってきます」
といって、1時間半かけて大学へ向かい、
中国語の授業を受けてまた会社に戻ってきました。
会社から大学に直行するようになったおかげで、
授業をさぼることは少なくともなくなりました。
 

たった週1コマの授業のために、
私は年間70万円という金額を支払うことになりました。
幸いにも実家暮らしだったので、
少ない給料でもなんとか支払うことができました。

 

あれっ、「中国語とわたし」というテーマで書いていたのに
なんだかただの恨み節になっちゃった…。
 

要するに何が言いたかったかというと、
私は大学時代に4年+1年、計5年も中国語の講義を受けていたのに
最初の1年に習ったこと以外は何も覚えていないんです。

 

でもね、中国語会話のレッスンを受けると

「今までに中国語を勉強した経験は?」

って聞かれるわけですよ。
で、ありのまま答えると「5年」になるわけですが、
まったくもって何も喋れないんですね、私。
だから「5年」とか言いたくないんですよ。
 

それが言いたかったの。

 
 
 
 

|

« 運転免許こうしん | トップページ | 人生訓 »

05: 日々の生活」カテゴリの記事

コメント

少しだけお久しぶりです~!

中国語は四声がムズいですぅ。

文法的には英語と語順が似ていますので、ayaccoさんには絶対飲み込みが速いって。

私は大学で英語が専門だったんですが(んで英語を使う仕事を以前してたのに)、主婦になったら難易度が高い英単語は忘れちゃいました。

もう一度語学ができるなんて田舎の主婦から見たらayacco
さん羨ましいです。

ぐゎんばって~!!

投稿: 猫田ねこ | 2009年11月13日 (金) 11時09分

そうそう、四声が難しいですよねぇ。
しょっちゅう間違えます。
最近、NHKの語学学習サイトのよさを見直しております。
音声がストリーミング配信されてて素敵なんです。

投稿: ayacco | 2009年11月17日 (火) 00時49分

中文的确很难,汉字很难,发音也很难,

你那么聪明,一定能学得很好的!

我支持你!!

投稿: youko | 2009年11月19日 (木) 18時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 運転免許こうしん | トップページ | 人生訓 »