2009 カナダ

カナダ2日目/旧友とロードトリップ

 時差ボケのせいなのかわからないけど、明け方4時半、猛烈な尿意に襲われて目が覚める。再び眠りについて、9時ごろ起床。シリアルとフルーツで朝食。家ではシリアルを食べる習慣がないので、北米に来た!っていう感じがする。
 

 15年前に住んでいた家を、改めて見て回る。いくつかレイアウトは変わっているものの、そう大きな変化はない。2階建てに地下室もあり、寝室は3つ。バスルームが2つ、ランドリールームが1つ。キッチンとダイニング、今はオフィスとして使われている書斎が2つ、それに暖炉の前のスペースと納戸が1つ。前庭とバックヤードがある。大きな家だ。
 

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 ホストママとパパは2人で不動産業を営んでいるので、結構いそがしいようだ。この日はミーティングで夕方から留守にするということだったのだけど、タイミングのよいことに、高校時代の数少ない友人が私に会いに来てくれるという。彼女の名前はドーン。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のドーンである。
 

 ドーンはでかくなっていた。昔から身長が高かったけど、横方向にもでかくなっていた。北米ではよくあることだ。日本ではふくよかなわたくしも、北米に行けば小柄な人。私が北米について好きな数少ない点の一つである。
 

 ランチの後、ドーンが車で観光ツアーに連れ出してくれた。3歳と1歳半の息子たちも一緒だ。巨大な風車の真下まで行ったり(最近は風力発電で潤っているらしい)、農場にお邪魔してヤギに指をなめられたり、約90年前(だったかな?)に起きた土砂崩れによってできた巨大な砂山を見に行ったりした。日が暮れかけていたが、さらに「トウモロコシ迷路」に連れて行ってくれるという。広大なトウモロコシ畑の中に道を作って迷路にするという、田舎ならではのアトラクションである。
 

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 迷路に着いたころにはすっかりあたりは暗くなっていて、迷路そのものを楽しむことはできなかったけれど、どんなものかは分かった。ドーンの3歳の息子くんが手を引いて迷路を案内してくれて、うれしかった。
 

 その後、ドーンの家にちょっとだけお邪魔。犬を1匹、猫を4匹飼っているという、動物好きの私にとってはたまらない環境である。猫たちとさんざんたわむれてから帰路についた。ドーンは、15年前に現像したままになっていた写真をくれた。「焼き増ししたらあげるから待っててね」と言われていたけど、まさか15年も待つことになるとは!
 

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 ちなみに、「どこに行って、その後どこに行って…」と何気なく書いているけど、トータルでたぶん400kmくらい走っている。つくづくでかい国である。ドーンとはお互いの経済状況についても話したりしたが、カナダって豊かなんだなと思った。パートなのに時給2500円くらいで、福利厚生までついているっていうんだもの。日本人がこんなに働かなきゃいけないのは、ぜったい国土が狭いせいだと常日頃から思っている。



 

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カナダ1日目/15年後

 夕方、カルガリー空港に到着。チェックインした荷物が出てくるのを待っていると、Sue(ホストマザー)がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。15年ぶり、感動の再会である。陳腐な言い回しだが、本当に感動の再会だったのである…。
 

 15年。

 

 当時、私は16歳だった。高校に入学した年の夏にカナダに渡り、バンクーバーで約3週間のオリエンテーションを終えた後、ロッキー山脈のふもとにある小さな小さな町、ピンチャー・クリークに住むことになった。ホームステイをしながら現地の高校に通った。

 

 当時、私はほかの留学生より英語ができた方だったと思うけれど(英会話学校に通っていたので)、それでも現地の学生と一緒の授業に出るのは大変なことだった。特に「英語(つまり国語)」や「社会」といった文系の授業では何をやっているのかまるでわからず、寝てばかりいた覚えがある。反対に数学は日本の方が1年進んでいたうえ、カナダではテストで計算機を使うことが許されているので、方程式さえ覚えていれば楽勝だった。おかげで「数学が超できる留学生」として一目置かれていたようである。日本では数学が苦手すぎて留年しかけたというのに…。

 

 クラスメートはいい子たちが多かったけど、ティーンエイジャーは話すスピードが速いしスラングもたくさん使うので、コミュニケートするのは大変だった。今でさえ、彼らの言うことは半分くらいしか分からないだろうと思う。

 

 当然のことながら、友達を作るのは大変だった。よく1年も頑張れたと思う。ま、当時は同じプログラムでカナダに来ている留学生がほかにもいて、頻繁に電話しあったりしていたので、そのおかげもかなりあった。でも、当時インターネットがなくてよかったな。もしあったら、日本の友達とメールやチャットばかりしていて、英語の訓練にならなかったんじゃないだろうか。近年の留学生はどうしてるんだろう。

 

 そんな15年前を思い出しながら、Bud(ホストファザー)の運転する車でカルガリーからピンチャー・クリークへ向かった。時差ボケがきつくて(日本からカナダに行くと、完徹で2日間過ごすような感じになる)、道中、少し眠った。家に着いたのは夜9時半。Stephen(ホストブラザー)とCharlotte(ホストシスター)も来てくれて、みんなで昔の写真など見ながらしばし歓談した。

 

 疲れていたので、12時ごろ就寝。寒い! とにかく冷える! 寒さのあまり眠れないかと思ったけど、レンジでチンするバッグ(湯たんぽみたいなもの)にしがみついて、なんとか頑張って眠りについた。

 

 

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帰ってきた

 帰りのフライトはきつかった。何を思ったか、私は最後尾の狭い座席をわざわざ自分で選んでしまったのである!
 
 
 トイレの真横で、すぐ後ろにはCAさんたちのバックオフィスがあるので人通りが激しくて休まらないことこのうえない。しかも、座るのに飽きた乗客たちが次から次へと最後尾まで散歩しにきて、おしゃべりに精を出しているのである…。
 
 
 今後、最後尾の座席は決して選ばないでしょう。またひとつ賢くなりました。ともあれ、飛行機が落ちなくてよかったです。
 
 
 それにしても、東京は混んでるなあ…。どっか別の場所に引っ越そうかしら。



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旅の終わり。

帰りのフライトが朝早いので、最終日は
カルガリーのホテルに一人で泊まっています。
今まで1週間、楽しかっただけに寂しいよう…。

 

15年前にお世話になった人たちに会うのは
すごく奇妙な気分でした。
でも、本当に来てよかった!
家族について、夫婦について、
仕事について、人生について、
いろんなことを考えさせられる旅でした。

 

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風車とわたし
 

 

英語圏では意識的にオーバーリアクション気味にしていますが
うっかり何かを褒めすぎると、それを土産に持たされたりするので
気をつけなければなりませんな。
この箱入りシリアルとレンジでチンする湯たんぽ(重くてでかい)を
どうやってスーツケースに詰めれば…。

 
 
 
 
 

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バンクーバー国際空港にて

 珍しくリアルタイム更新。今、バンクーバー国際空港に着いたところです。乗り継ぎまであと2時間もあるよ! でも無料で無線LANにつなげるので快適。買いっぱなしでちっとも出番のなかったlenovoくんがついに日の目を見たよ!
 
 
 出発前は新宿ミロードの「カランコロン京都」に立ち寄り、大慌てでホストシスターへの誕生日プレゼントやら、その他こまごましたお土産やらを購入。「日本っぽいもの」という縛りがあると、意外とみやげ選びもたいへんである。がま口バッグにハンカチ、印鑑ケースなど大量に購入したので、店員さんに軽く驚かれた。
 
 
 さて、今回のフライトはエア・カナダ。飛行機に乗り込むと、私の隣は乳児(なんと生後2か月!)を連れたカナダ人ご夫婦だった。搭乗がひと段落すると、案の定CAさんたちがやってきて「よろしければお席を替わられますか?」とひとこと。私はどちらでもよかったけど、私の席が空けばお母さんは広々使えてラクだろうし、私も赤ちゃんの泣き声にハラハラしなくてすむだろうし(実際はとても静かないい子でした)、席を移ることにした。
 
 
 ところが、替わった後の座席でトラブル発生。座席横に付いているコントローラーが故障しているようで、読書灯もつかなければ映画の音声も聞こえてこないのである。これは困った……映画見られないじゃないか。
 
 
 CAさんに泣きつくと、また別の席を見つけてきてくれた。2度目の移動はさすがにちょっと面倒だったけど、移動後の席のほうが快適だった(通路側なのでトイレに楽々行ける)ので、災い転じて福となすというやつである。後で機内食を運んできてくれたCAさんは私に気づいて、また「何度もご移動いただいてしまって申し訳ありません」と謝ってくれた。エア・カナダ素敵!
 
 
 というかエア・カナダがほんと、かなりよいのである。座席の足元は広々していて、これならエコノミーで全然問題なくない?という快適さ。スクリーンも大きめできれい。スクリーンの横にはコンセントまで付いてるよ。いすも座り心地よし。CAさんは親切だし、さらには、機内食のシーフードカレーがとてもおいしかった! ボロくて狭くて機内食がまずかったノースウエストとはえらい違いだ!
 
 
 そして極めつけが、白ひげのかわいいお爺ちゃんCAさん。お爺ちゃん、といっても定年があるだろうから、まだ60代くらいなのかな? この人がとってもユーモラスで、乗客にコーヒーひとつ渡すにも「今日は特別に、エア・カナダ特製マドラーをつけてあげるよ。しかも無料で結構! 肌身離さず持ち歩いてね☆」みたいなことをいうのである。日本人客に対しては、つたない日本語で、でもとってもにこやかに「オノミモノハイカガデスカ?」なんていうものだから、後ろの日本人女子たちから「かわいいー!」という声が漏れたのもうなずけるのだった。
 
 
 飛行機がバンクーバーに到着した直後のアナウンス(英語)では、「荷物を取る際には転ばないようにお気を付けください。転びますと、私ども乗務員やほかのお客様に笑われます」ってもー、お爺ちゃんユーモラス!! 英語のアナウンスの後には、たどたどしい日本語であいさつしてくれて、またも後ろの女子たちから「かわいいー!」の歓声が漏れたのであった。
 
 
 さて、あと約5時間ほどでホストファミリーとの再会である。機内で留学時代につけていた日記を読み返していたら、まったくもって今と同じようなことで悩んでいるのであきれるやら、おかしいやら。

 

 

 

 


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カナダで何をするべきか

月末から約1週間、カナダに行きます。一人で。
(「結婚したのに一人で!?」ってよく驚かれるけどもはや定番)

 

今回は、高校時代にお世話になったホームステイ先に
15年ぶりにお邪魔しにいくので、厳密には「旅」ではない。
だけど、1週間も時間があって、
しかも滞在するのは人口3500人という
ものすごく小さな町なので、たぶんヒマだ。
ホストファミリーだって昼間は仕事があるので、
そんなにいつもいつも私の相手ばかりはしていられないだろう。

 

と、いうわけで。
なにしよーかなー。

 

…と、ぼんやり考えているんだけど
あんまり思い浮かばない。
何度も書くけど人口3500人ですよ。
しかも、一番大きな町までは高速ぶっとばして2時間ですよ。

 

なんか、(ホームステイ先の)家で料理したりとか、
家の掃除したりとかしようかなー。
あと公園とかでのんびりしたいなー。
って、あの町に公園なんかあったっけ。
 

いったいどんな町なのか、っていうと
こんな町です。
 
 
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あと、乗り継ぎ18時間のフライトに
この老体が果たして耐えられるのかというのも大きな心配。

 

そして今月仕事がぎゅう詰めで、
ファミリーへのおみやげをゆっくり選ぶ時間が
なさそうなのもまた心配…。

 


 

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