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2010年3月

光代さんたちがかわいい

ツイッターにいる、光代さんたちがかわいい。
「たち」というのは、かわいい光代さんが2人いるのだ。

 

1人は、太田光代さん。
言わずと知れた爆笑問題・太田光の奥さんであり
タレントマネジメント会社を経営する社長さんでもある。

 

会社を経営しているということもあって、
バイタリティにあふれた強い人だなあという印象があった。
どちらかといえば男っぽい、サバサバした人なのかなと。
その印象は大方当たっているのかもしれないけれど、
一つだけすごく意外だったのが、
この人、めちゃめちゃ「少女」っぽいのである…!

 

光代さんは、もう結婚して何年もたつのに
今でも初めての彼氏であるかのように太田光のことが大好きで、
「アーリン」って呼んでる。
 

今日は久しぶりにアーリンと夕食とりっけたっ。(※とり行けたっ)

 

とか、
 

アーリンが笑ったから幸せっ

 

とか、日々、アーリンとのささやかなふれ合いが幸せそうに書かれていて
女である私まで「こんなかわいい奥さんがほしい…!」と思ってしまうのだ。
太田はいつも、ふざけて奥さんのことをけなしている印象があるけど
彼もきっと、光代さんじゃないきゃダメなんだろうな。

 

ちなみに光代さんは、時々bot(自動で投稿するロボット)に
間違えて話しかけたりしているところも、おちゃめでかわいい。
少女らしい空想の世界が広がったPOSTもある。
 

星空も好きっ。アーリンが昔仕事で行き詰ったとき、何かのプレゼントに天体望遠鏡をあげたの。月をね望遠鏡で見せてあげたかったの。月は地球のたった一つの衛星。光の反射で地球から黄色のよう な光があるように見えるでしょ。天体望遠鏡で見ると廃墟のように冷たい灰色の衛星なの。でも和むの不思議よ

今日は花火が見たい気分よ。きらきら☆ねっ、ぱーーーーんって弾ける花火。冬に大輪の花火を見たら素敵だと思うの。個人的な私の頭の中の自由よ。

 
 

もう1人の光代さんは、角田光代さん。
こちらも言わずと知れた、小説界のビッグネームである。

 

彼女も本当におちゃめで、かつ相当なおっちょこちょいのようで、
昼ごろに打ち合わせがあるのだけれど、いったい、
いつ弁当を食べたらよいのだろうか、と本気で心配していたり、
打ち合わせに出かけたはいいが財布を忘れたり、
乗り換えに迷ったり、というかわいらしいPOSTが並んでいる。

 

最近、感動したのが以下のPOST。
例によって、電車の中に忘れ物をしてしまって
その中には人からいただいた大事な大事な
牛肉のしぐれ煮が入っていたのにどうしよう!という場面。
ほかの人から「駅の遺失物係に電話してみては?」という
アドバイスをもらって、それに対する返答です。 
 

みなさんありがとうございます。私もその番号に行き着いて、朝からかけ続けていますが、二時間以上ずーっと話し中。500人くらいの人がきっと忘れ物をして、そのなかには荷物と一緒に好物(肉のしぐれ煮とか)が入っていて、みんな必死に電話しているんだろうナーと思うと、なんか安堵。

 

電話が全然つながらないのに、ちっとも、ちぃ〜っとも、怒っていないのである!
それどころか、同時に電話をかけている人たちに思いをはせて
「なんか安堵」している。
 
 
ちなみにこの後、牛肉のしぐれ煮は無事に見つかったそうな。
同じ封筒の中に、講演のギャラも入っていたのに
そちらのことはきれいさっぱり忘れていて、
とにかくしぐれ煮を取り戻すことで頭がいっぱいだったみたい。
ほんとにおちゃめな方…。

 

2人の光代さん、なんてかわいらしくて素敵なんでしょう。
私がいま一番、お手本にしたい女性たちである。

 
 
 

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やっぱオザケンっていいよね!

 『さらば雑司ヶ谷』(樋口毅宏・著/新潮社)を読んだ。「死んだ目でダブルピース」というブログの書評で「面白そう」と評判になり、ネット上で話題が沸騰した(?)小説。ジャンルは一応、ハードボイルド、かな。
 

死んだ目でダブルピース
 

  何がそんなに話題になったのかというと、本書の中に出てくるオザケン論があまりに面白い、という点。中でも、「タモリがオザケンを絶賛した」というくだりにシビレてしまった人が多かったようだ。もちろん私もその一人。
 

むかし、いいともにオザケンが出たとき、タモリがこう言ったの。『俺、長年歌番組やってるけど、いいと思う歌詞は小沢くんだけなんだよね。あれ凄いよね、“左へカーブを曲がると光る海が見えてくる。僕は思う、この瞬間は続くと、いつまでも”って。俺、人生をあそこまで肯定できないもん』って。あのタモリが言ったんだよ。四半世紀、お昼の生放送の司会を務めて気が狂わないでいる人間が!

 
 ちなみにこれは作中、主人公の旧友たちが音楽談義をしているときの女性の発言。「死んだ目でダブルピース」でも触れられているように、物語には直接関係のないシーンである。
 
 
 で、先に引用したオザケン論。「あのタモリが褒めた」という事実によって、オザケンが何かとてつもなくすごいアーティストのような気がしてくる。私もオザケンは大好きだし今でも時々聞くけれど、一時期もてはやされたからこそ、大きな声で「やっぱオザケンっていいよね!」とは言いづらいような気恥ずかしさがあって、でもタモリが褒めるんだったらオザケンすごいって胸を張って言っていいような気さえする。やっぱオザケンっていいよね!
 

 ともかく、私はほとんどこの「オザケン論」のくだりのみに引きつけられるような形で『さらば雑司ヶ谷』を読んだのです。読みながら思ったのは、「読みづらい小説だなあ」「これ、ほんとに面白いのかなあ」ということでした。「でも後半に入ってから面白くなる小説もたくさんあるし」と自分を励まし励まし最後まで読みましたが、結局、最初の感想が変わることはないまま読み終えてしまった。

 
 小説だからリアルじゃないのは当たり前、という点をふまえた上でも、リアリティーに欠けるなあと感じる部分が多かったのです。それは別に雑司ヶ谷でギャングが暴れ回る設定に無理があるとかそういう話ではなくて、例えば人物描写が甘いように思う。「なるほど、この人がこういう行動をとるのも当然だ」あるいは「この人がこういう行動をとるなんて突飛すぎる!」という感想を持てるほど、それぞれの登場人物についての詳細情報がないのです。だから最後まで、話に乗りきれなかった。

 
 でもあの書評を読むとやっぱり『さらば雑司ヶ谷』はとても面白そうな本に思えるので、あれは「死んだ目でダブルピース」の中の人の文章がものすごく上手なんだなと思った。あと、タモリがすごいんだなと思った。

 
 そして、タモリは意外と自分が過去にオザケンを褒めたことなんて忘れてるんじゃないかという気もする。


      
さらば雑司ヶ谷

著者:樋口 毅宏

さらば雑司ヶ谷
 
 

 

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ネタをばらすやつは

 久しぶりに小説に読みふけっていて、午前4時に寝た。昼ごろに起床。もう少し早く起きて出かけたかったのだけど、仕方ない。まずは洗濯をしなければ。マンションのベランダ側では、数か月前から新築マンションの工事が続いている。工事現場がシートでしっかり覆われていても、どうしたって塵がベランダに向かって吹いてくる。工事が休みになる日曜日は、絶好の洗濯日和なのだ。
 

 洗濯機を2回まわし、その間に洗面や化粧をして出かける準備をする。ようやく家を出たのは14時を過ぎてからだった。バスに乗って吉祥寺に向かう。昨日に引き続き、風が強い。ほこりが舞って、ハードコンタクトを着用している身にはつらい。
 

 こんな風の強い春の日は、9年前の就職活動の時期を思い出す。ある有名料理雑誌が編集アルバイトを募集していて、応募したのだった。必要な書類は履歴書と、作文。自由課題だったのか、それとも「春」とかなんとかいう課題があったのかは忘れてしまったけれど、自分が書いた内容はうっすらと覚えている。
 
 
 「春は好きな季節なのに、風が強くてコンタクトレンズにごみが入ってつらい。でも、最近はだて眼鏡をかけるのが楽しい。つらい状況であっても自分なりの楽しみ方を見つけることはできるものだ」
 
 
 よくもまあ、こんな薄っぺらな作文を書けたものである。それでも運よく書類選考を通過することができたものの、面接で落ちた。好きな料理家の名前を聞かれて挙げることができなかったので、当然だと思う。今だったら「ウー・ウェンさんです」くらいは答えられるかな。
 

 ロシア料理&グルジア料理の店、「カフェロシア」へ。以前、ある編集さんの送別会で来たことがある。15時近かったのでもうランチはやっていないだろうと思いきや、ランチメニューは17時までとあった。喜び勇んで入店。どぎついピンクの壁がすごく可愛い。店員(ほとんどロシア人)の愛想がよすぎないところもよい。私はBランチ、夫はCランチを注文。どちらもちょっとしたコースディナーになりそうなほどのボリュームで、これで1人1000円で、本当に店はやっていけるのだろうかと心配になった。店を出るとき、レジのお姉さんがすごく美人なのに無表情で、ロシアっぽいと思った。
 
 
 その後は、買い物。最近、テレビ台を新調して、DVDやらゲーム機のコントローラーやらを収納する箱が必要になったので、いくつかの店を見て回る。夫は春物のジャケットを購入。私はMIYAKEで、地球儀とエッフェル塔が付いたペンダントを見つけて購入(旅行にいきたいのだ)。DVDやらの収納箱は保留にした。薄型テレビを見にヨドバシカメラに行ったら、安いので買おうか迷っていたモデルが完売していた。
 

 カフェアマルで休憩しつつ、読書。雰囲気がよく、コーヒーもケーキもおいしいお店だけど、店員さんががさつなのが少し気になった。バタンと勢いよく戸棚を閉めたり、カウンター席のテーブルにどさっと荷物を置いたりするのだ。まあ、そういうカジュアルなお店なのかもしれないけど。(全体としてはいいお店だと思います)
 
 
 夕飯はどこかおいしい店で食べようかと思っていたのだけれど、カフェロシアのランチがあまりにもボリュームたっぷりだったので、もうすぐなくなってしまうLONLONでお総菜を買って帰ることにした。帰宅して食事。本の続きに読みふける。
 
 
 じつはこの本、夫が途中で結末をうっかり明かしていて、最後まで読み終えたところでネタバレが確実となったので、罰として鼻毛抜きの刑に処した。怒りはまだ収まらない。夫が私を見る目は今も恐怖におびえています。




 

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