« 香港2日め・前半 | トップページ | コロンス島のガイドブック、発売。 »

香港2日め・後半

 文武廟の見学を終え、ハリウッドロードを歩いて中環へ向かった。

 

 中環では、かの有名な、全長800メートルの「世界一長いエスカレーター」に乗った、が……。意気揚々と乗った割には、あっという間にエスカレーターが終わる。なんと、このエスカレーター、「短いエスカレーターが何基も連なって全部で800メートル」だったのだ! サギだ!

 

Th__mg_8846
 
 
 ところでこのエスカレーター周辺はSOHOと呼ばれるエリアで、オサレなカフェやらレストランやらネイルサロンやらが密集している。香港在住のオサレな欧米人たちが、夜な夜なこのエリアに集まってはオサレなディナーを食べたりしているらしい。
 
 
 それにしても思うことは、世界中の大多数の人々は、やっぱり祖国の「味」が忘れられないのだということである。欧米人は香港でもステーキやハンバーガーを食べているわけだし、中国人はカナダに住んでも中華料理を食べている。一番「食」への順応性が高いのはわれわれ日本人ではなかろうか。中華もイタリアンもフレンチもハンバーガーも、何でもOK。とはいえ、やっぱりドイツでジャガイモばっかり食べたり、アメリカでステーキばっかり食べたりしているとげんなりしてくるわけで、日本人も結局、ご飯とみそ汁と焼き魚の呪縛からは逃れられないのだった。
 
 

Th__mg_8851
集合住宅のポスト。かわいい。

 

 オサレなカフェなら東京にいくらでもあるのであまり興味はなく、結局SOHOでは、香港で一番有名なエッグタルト店「泰昌餅家」のエッグタルトを食べた。結論では、ここのエッグタルトが一番おいしかったです! やっぱり有名なのにはそれなりの理由がある…。

 

Th__mg_8858
 

 暑くて疲れたので大家楽(香港の有名ファミレスチェーン)でひと休みした後、スターフェリーに乗って九龍島へ向かうことにした。フェリー乗り場へと続く歩道橋から工事現場が見えたのだが、これでもかというほどクレーンが並んでいて、なんだかすごいことになっていた。そして、その工事現場を眺めるオッチャンたち。日本の「鉄男」みたいな感じで、香港には「工男(工事現場オタク)」がいたりするんだろうか…。
 
 

Th__mg_8868

Th__mg_8870
 

 さて、肝心のフェリーはもやが出ていて、景色があんまり見えませんでしたよ。ともかく、九龍島、尖沙咀(チムサッチョイ)に着いた。
 
 

Th_th__mg_8872
もや〜ん。
 

 フェリーを下りた途端、インド系とおぼしきニイチャン、オッチャンたちに次々と声をかけられて焦るわれわれ。平和だった香港島とはずいぶん雰囲気が違うぞ。ニイチャンたちが言っているのは、だいたい「ニセモノ、アルヨ、オニーサン」とか「アタラシイ、ニセモノ」とかで、たまに間違えて「アタラシイ、オニーサン」と言ってしまっているうっかりさんもいた。
 

Th_th__mg_8874
 

 重慶大厦(チョンキンマンション)。安宿や両替商、エスニック料理店などが所狭しと軒を連ねる雑居ビルで、かつては大変に治安が悪く、流血沙汰もあったとかなんとか…。近年は警備を強化しているそうで、それほど治安が悪いということはないらしいですが、試しに足を踏み入れてみたところやっぱりちょっと怖かった。ビビリの夫を一人で奥に放ってやろうかと思ったが、失敗した(すぐ戻ってきた)。
 

 佐敦(ジョーダン)までブラブラ歩いた。怪しげな携帯ショップでは、この時まだ日本では発売されていなかったiPadが普通に店頭に並んでいた。買って日本のみんなに自慢してやろうかとも考えたが、すぐ壊れたりしたらイヤなのでやめておいた。
 
 
 ナイトマーケット目当てに、男人街へ出る。すると道の一角、古いビルの前に「POLICE」と書かれたテープが張り巡らされていて、人々が遠巻きに様子をうかがっている。もしや、殺人事件か何か!?とドキドキしながら野次馬に加わる。夫がふざけて「ワッツハープン?」とアメリカ人のまねをしていたら、英語のできる親切な香港人が「エアコンの室外機が上から落ちてきたんだよ」と教えてくれた。たまたま下を通っていた人がいなかったのでけが人は出なかったらしいが、それってめちゃくちゃ危ないじゃないスか! 香港には老朽化したビルがたくさんあり、どれも窓の外にエアコンの室外機が付いているので大変危険である。数十年後はどうなるのか…。
 

 親切な香港人に例を言い、男人街のおいしそうな海鮮料理店で夕飯を食べた。缶ビールを2本頼んだつもりが、瓶ビールが2本来てしまって(注文時に間違えた)、困惑した。料理はとてもおいしかった。空心菜炒め、サイコー。
 
 

Th_th__mg_8888
 

 さらに男人街を北上すると、だんだん怪しげなエリアに入ってくる。
 
 

Th_th__mg_8890
 

 占いの店が並ぶ一角。「野外カラオケ店」もあった。さらに、雑貨などを売っている普通の屋台に交じって、大人のおもちゃを堂々と売っている出店があったので、びっくらこいた。夫は、普通の出店で懐中時計っぽいものを買っていた。最初、店のオッチャンに「140HKD」と言われて、あり得ないほど高い値段に「60HKDじゃなきゃ買わん」と言って立ち去ろうとしたら呼び止められ、結局70HKDにまけてくれた。
 
 

Th_th__mg_8894

Th_th__mg_8898
 

 油麻地にある、レトロな喫茶店「美都餐室」。確かにレトロですてきなお店なのだが、まあよくよく見てみれば単に古びた普通の喫茶店と言えなくもなく、やっぱモノは言いようだね! メディアの力ってすごいね!(←ガイドブックに載ってた)とも思った。や、本当にすてきな喫茶店でしたよ。
 
 
 男人街を再び南下し、待望の足ツボマッサージへ。夫はビビリなので足ツボマッサージすら内心、入店をためらっていたようだが、私はもはや足ツボ(略)なしでは日本に帰れない!というほど足(略)を熱望していたので、彼に選択の余地はなかった。入店したら、ほんの15分の差で「ハッピーアワー」の割引を逃してしまったところで、「チッ」と思った。
 
 
 さて、マッサージは本当に運だと、私は常々思っている。まあ「上手なマッサージ師の多い店」というのはあると思うが、あくまでそれは確率の問題にすぎず、いくら上手なマッサージ師が多くても、自分に当たったマッサージ師との相性が悪ければどうしようもない。だから私は、マッサージ店に入るたびに、運試しをするような気分でドキドキする。
 
 
 結果から言うと、このときの運は最強だったよ! 私を担当してくれたオバチャンの上手なこと、上手なこと…。つかの間の極楽を堪能しました。
 
 
 2日目、今思うと盛りだくさんだったんだな。ホテルに戻って、寝た。
 
 
 
 

|

« 香港2日め・前半 | トップページ | コロンス島のガイドブック、発売。 »

2010 香港」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 香港2日め・前半 | トップページ | コロンス島のガイドブック、発売。 »