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2010年7月

ロレンス

水曜レディースデー1000円だったので、映画を観に行ってきましたよ。
最近いろいろあって心が疲れていたので、気晴らしも兼ねて。
それにしても、もはや映画に1800円って払う気がしないな…。

 

見てきたのは『Sex and the City 2』。
ドラマの時からのファンである。
ただ今回は、4人のうち3人が結婚してしまっているので
やっぱり話が落ち着いているというか、
あまりはっちゃけてなくて物足りなかったな〜。

 

映画の中では、キャリーがある出来事をきっかけに
「夫婦関係の危機!?」と悩むんだけど、
独身時代の奔放なキャリーを知っているだけに
見ている方は、もはやそのくらいでは驚かないというか…。
観客としては、確かに共感しやすい出来事なんだけど
あの映画にそんな地味なリアルさはいらないのよ。
もっと徹底的に、あり得ないほどハジけて欲しいのよ!!

 

ところで、字幕クレジットは佐藤恵子さん。
今回の字幕でとびっきり面白かったやつを一つ。
砂漠で4人がお茶している場面で、
突然、サマンサ好みの男がジープをぶっ飛ばして現れる。
彼にときめいたサマンサがこう一言。
※カッコ内は私の注釈で、佐藤さんの訳ではありません。

 

"Lawrence of Arabia?"(アラビアのロレンス?)

 

有名な映画の主人公みたいにイケてる男ね、という意味である。

 

で、その後、彼との激しい一夜を期待したサマンサの
とんでもないオヤジギャグ(というかオバハンギャグ)が炸裂!

 

"Lawrence of My Labia?"(ラビアのロレンス?)

 

※labia(ラビア)の意味がわからない人は、
保健体育の先生に聞いてみよう!

 

この最低最悪のギャグを、佐藤さんは
こんな風に訳していた。

 

「ビラビラのロレンス?」

 

まさに名訳!

 
 

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5年間のきろく

この間も書いたように、パスポートを更新した。
期限切れのパスポートは、「無効」の印を押して返される。

 

もともと私は、小さいころから海外に行く機会があったり
(母親が海外旅行好きだったのと、
当時はバブルで潤っていたらしい。今は実家に1銭の金もなし)
留学したりしていて、海外に慣れていた割には
「自分で思い立って海外旅行」をする方ではなかった。
海外に自分で行くようになったのなんて、ごく最近のことだ。
ここ5年は、多分これまでで一番海外に出かけた時期で
パスポートにたくさんのスタンプが押されているのがうれしい。
うれしいので、スタンプに押された日付と国をふり返ってみる。

 

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■アメリカ・フロリダ州(取材)
2005.9.16 出国
2005.9.27 帰国
 
『地球の歩き方』の取材。
初・海外取材でまったく勝手が分からず、
迷惑かけっぱなしでした。ごめん。
 

■アメリカ・グアム(旅行)
2005.12.6 出国
2005.12.9 帰国
 
Eちゃんと2人で女子旅。
浅瀬のダイビング体験ツアーに参加したら、
現地スタッフに腰を押されてぎっくり腰になりそうになったり、
サンゴを盗ったと疑われたりで、さんざんでした。
 

■イギリス・ドイツ・ノルウェー(旅行)
2006.10.4 出国
2006.10.4 イギリス入国(HEATHROW)
2006.10.20 ノルウェー入国
2006.10.30 ドイツ出国
2006.10.30 イギリス再入国(LUTON)
2006.11.1 帰国
 
初・一人旅。初・ユースホステル。
とにかく何もかもが初。
大したことしてないけど、一生の思い出になりました。
湖水地方の丘から見た景色が素晴らしくて、またいつか行きたい。
 
ところで、ノルウェーからドイツに行った時の入国スタンプがない!
EU圏内はスタンプ不要なんでしたっけ?
 

■タイ(取材)
2007.4.23 出国
2007.4.26 帰国
 
タイ人の方を英語で取材しましたが、
アクセントの違いや専門用語などにノックアウトされ
ここでもかなりご迷惑をかけてしまいました…とほほ。
 

■タイ(取材)
2007.8.27 出国
2007.8.29 帰国
 
2度目のタイ取材。
帰国してすぐ発熱&下痢。39℃出てびびった。
 

■台湾(新婚旅行)
2008.6.30 出国
2008.7.6 帰国
 
いきなり喧嘩して成田離婚の危機。
でも台湾のゴハンおいしかった。
 

■中国・アモイ(旅行) 
2009.4.28 出国
2009.5.5 帰国
 
コロンス島と土楼をめぐる旅。
これがきっかけで本を出せるとは…!
 

■シンガポール・マレーシア(旅行)
2009.7.29 出国
2009.7.30 シンガポール入国
2009.7.31 マレーシア入国
2009.8.2 シンガポール再入国
2009.8.3 帰国
 
ふり返ってみれば、暑かった。
マラッカで爺さん2人組と友達になった。
 

■カナダ・アルバータ州(旅行)
2009.9.28 出国
2009.10.6 帰国
 
15年ぶりに、かつてのホストファミリーと再会。
当時、子どもだったホストブラザー2人が
すっかり大人になっていて、本当に驚いた。
ありゃ別人だ。
 

■中国・アモイ(取材)
2009.11.21 出国
2009.12.20 帰国
 
取材。ひたすら取材。
遊んだ記憶はほとんどない…。
この冬は寒かったようで、毎晩凍えてました。
 

■香港(旅行)
2010.5.13 出国
2010.5.13 香港入国
2010.5.16 マカオ入国
2010.5.17 香港再入国
2010.5.18 帰国
 
夫と2度目の海外旅行。
またも喧嘩して成田離婚(以下略
 

■中国・アモイ&上海(旅行)
2010.6.24 出国
2010.7.3 帰国
 
コロンス島の本を持って、現地の友人たちと再会。
上海も、ついでにブラブラと。
---------------

 

ここのところ、アジア圏が多かったので
次はヨーロッパに行きたいなあ、なんて思っているのだけど
なかなか大変よね、ヨーロッパは。
お金的にも時間的にも。頑張れるかしら。

 

新しいパスポートにも、色々な場所の
スタンプが押されますように。


 

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人生の縮図

先日、何気なくネットサーヒンしていたら
「Let's Go 海外!」というイベントを見つけた。
各国の観光局が東京ミッドタウンに集まり、
ブースを出してその国の魅力を紹介してくれるという。
さらには、1時間に1回、抽選会が開かれて
航空券が当たるチャンスもあるとか!

  

主に「タダで海外行きたい」というよこしまな目的に突き動かされて
土曜日、はるばるミッドタウンまで行ってきた。
ちなみに、私は東京に住んでいるくせに
イマ風なスポットにはとんと縁がなく、
ミッドタウンを訪れたのもこれが初めてでした。
 
 
で、ワクワクしながら訪れたこのイベントですが、
本当に「各国がブースを出しているだけ」で、しょんぼり。
もちろんその国の旅行パンフレットなど資料も配布しているんだけど、
もっと音とか映像とか、あと食とかないのか! 食とか!
唯一、クロアチア観光局だけはチョコレートやジャムなど
さまざまな特産品を販売していて、味見もバンバンさせてくれるので
クロアチアっていい国だな…と思った。
ブースも、クロアチアが一番にぎわっていた。
 
 
さておき、主目的は「抽選会で航空券を当てたい」である。
会場ではイベント専用のチラシが配られ、
このチラシに抽選番号が書かれていて、
そのまま抽選会に使えるようになっている。

 

時間になったので抽選会場に行ってみた。
ちゃんとステージが設営され、きれいな司会のおねいさんもいて、
立派な抽選会である。
ステージ前に集まった参加者は、ざっと150人くらい?

 

抽選方法は、おねいさんが景品を紹介しながら
ボックスの中から数字の書かれたボールを取り出し、
その数字が手元の抽選番号と一致していれば「当たり」。
数字は4けたなのだが、下1けたから発表していって
会場内で最後の1人になるまで抽選を行うという形式なので、
要は、参加者の中から必ず誰か一人は当選するのである。

 

で、もらった1枚のチラシをにぎりしめて
ドキドキしながら抽選の開始を待っていましてですね。
ふと、周りを見回してみたら…。
みんな、チラシを5枚も10枚も持っているのである!!
えー、ずるっこ、ずるっこ!
というか「チラシを何枚もらってもいい」なんてルール、知らなかったし
そんなこと思いつきもしなかったのだが、
みんな、いったいどこでそういう知恵を身につけてくるんだろうか…?

 

一瞬、私も追加でチラシをもらってくるべきか迷ったけど
「ちくしょー、この1枚で勝負してやる」と腹を決めて抽選に参加しましたよ。
景品はいくつかあったんだけど、見事に一つも当たりませんでしたわね。

 

周りを見ていたら、やっぱり、当選したのは
チラシを5枚も10枚も持っていた人だった。
なんだか、人生の縮図を目の当たりにしたような…。
でもいいの。

 
 
 

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エロス in 美容院

先日、久しぶりに美容院に行きまして
久しぶりに前髪をつくってもらい、久しぶりにパーマネントをかけた。
要は30過ぎて性懲りもなく、流行りの「ゆるふわ系」を目指してみたのだが。
(『江古田ちゃん』で言うところの「猛禽」みたいな?)
 
 
結論から言いますと、元々の髪質とか顔型とか、
何よりも顔のつくりとか色々な要素に左右されまして、
単なる「若作りおばさん」になった気が。
まあ事実、おばさんが若作りしようとした結果なので
非常に適切な仕上がりと言えますが…。

 

ところで、いつも行く美容院に
この間は初めて見かけるアシスタント男子が入っていた。
ガタイがよく、見た目は体育会系。
声が低めで、美容師にしては寡黙。
「……おれ、不器用なんです」とか言いそうなタイプなのである。
「……」がポイントね。

 

そんで、こういう人にシャンプーされるのって、
ちょっとエロいなと思いました。
寡黙で不器用な男子が、低い声で
「……流し足りないところ、ありませんか?」とか言うんですよ。
エローい!

 

パーマ、シャンプー後のブローも彼が担当してくれたのだが

 

彼「……パーマは久しぶりなんですか?」
私「そうなんですよー」
彼「……似合ってますね」
 

という会話がかわされ、なんかエローいと思った。
(いいんです、分かる人にだけ分かってもらえば)
(というか、この日記の内容自体がおばさんだな)

 
 

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上海滞在記・1日め

アモイ4日めのつづきです。
 
 
 アモイを出て、上海に向かう日。朝早く起きて荷造りをし、四季花のテラスで皆さんと記念撮影をした後、お別れをした。飛行機は予定より30分ほど遅れてアモイを離れ、午後1時すぎに上海に着いた。ここからは一人旅モードである。
 
 
 空港を出たらまず地下鉄に乗って、人民広場という駅に向かった。この駅のそばのユースホステルを予約していたのだ。地下鉄はすごくきれいなんだけど、改札に入る前に毎回、荷物検査があるのが面倒くさい。しばらくして人民広場に着き、地上に出るとちょうど雨が上がったところみたいで、もわっとした蒸し暑い空気に包まれた。スーツケースを引いて、ホステルに向かう。荷物が重い…。
 
 

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上海の第一印象は「もわ〜ん」 

 

 無事にホステルについてチェックインをし、宿泊フロアに上がると…きれい! おしゃれ! 素敵! ここに泊まって上海に長期滞在するとか、ありかも…。

 

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階段がいきなりきれい

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カフェ。おっしゃれ〜

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部屋はこんな感じ

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シャワーもきれい

  

 このユースホステルは上海の中心部にあって、観光をするにはとても便利。早速、荷物を置いて外に出てみた。歩行者天国の買い物街「南京東路」に向かう。銀ブラみたいなものだな。
 

 

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 南京東路は、まあ、普通ににぎやかな通りで、万博グッズの専門店があったのでのぞいてみたりもした。外灘(租界時代の建物が多く残るエリア)に向かって歩いたが、遠かった。

 

 外灘に着くと、とにかくすごい人、人、人! 対岸の高層ビル群を背景に、写真を撮る人たちでいっぱい。景色を見ていると、何度も「写真撮ってもらえませんか?」と頼まれる。ある時は写真を撮ってあげている最中、相手に中国語で何か言われて「すみません、日本人なのでわからないんです」と答えたところ、「まあ、日本の方なの! 一緒に写真を撮りましょうよ!」と言われて、なぜか見ず知らずの人と写真に収まったりもした。なんなんだ。

 

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対岸の景色もやっぱり「もわ〜ん」

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人がいっぱい

 
  

 だいぶ疲れていたので、しばし景色を眺めた後、ベンチに腰掛けた。隣は若いカップルで、私が日本語のガイドブックを広げていたら、彼女の方が彼氏に「ねえねえ、日本の人かしら」と言っている風であったので、一応、目を合わせて「ニーハオ」とあいさつしてみた。すると彼氏の方がノってきてしまったらしく、中国語で私とあれこれ国際交流を図ろうとする。まあ私の中国語力なんてたかがしれたもんで、本当にところどころしか分からず、ほとんど会話にならない。それでも彼氏は、面白そうに、頑張って私に話しかけ続けるのである。

 

 一方、彼女の方はというと「ねえ、中国語わからないみたいだから、迷惑でしょ。そんなに話しかけるのやめなさいよ」とか何とか、彼氏に苦言を呈しているようなのである。一生懸命話しかける彼と、何とかして会話をやめさせようとする彼女。いつの間にやら私が板挟み状態である。一体どうしたらよいのやら…。

 

 困惑しつつも、最後は彼氏の方も彼女の意見にしたがってあまり話しかけてこなくなったので、私は「先に行きますね」と言って席を立った。ほっと一息である。

 

 南京東路に戻って歩く途中で、「今から豫園に行けるかもしれない」と思いついた。豫園とは上海の有名な庭園で、「ザ☆観光地」的なスポットなのだが、私がいつも使っている中国語の教科書にはやたらと「今週末、豫園に遊びに行きましょう」という会話文が出てくるので気になってしまい、せっかくだから行っておこうかと思ったのだ。
 
 
 大人力を駆使してタクシーに乗り、渋滞する市内を抜け、苦労して着いた豫園だったのだけれど、実はとっくに閉園してました。とほほ。ガイドブックを見て、夜まであいているものと勘違いしていたのだが、どうやらそれは周りの商店街だけだったみたい…。
 

 

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これは庭園の外にある建物

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商店街は夜までやってるのだが…

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ここもやっぱりすごい人


 

 汁たっぷりの特大小籠包(ストローで汁を吸う)を食べ、付近をぶらぶら歩き、また外灘に戻った。大通りから1本入ると、政府の通達などお構いなしのパジャマ姿で歩いているおっちゃんとか、パジャマの下からショッキングピンクのパンティーが透けてしまっているねえちゃんとか、惜しげもなくご開チンしてしまっている5歳くらいの男子などを見かけた。男子ってなぜ、ああも見せたがるのですかね…。
 
 
 それにしても、かなりの距離を歩いている。足の裏が痛いよう。でもせっかくなのでライトアップされた外灘の写真を撮って、それからユースホステル方面に戻った。

 

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食べやすいんだか食べにくいんだか

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雲が晴れて対岸もきれい

 
 

 夕飯は、ホステルの近くの雲南南路というところが美食街として知られているらしいので、そこへ向かった。一人でも入りやすそうな新彊料理の店に入り、一人でも食べられそうな麺類を頼む。それにしても写真付きのメニューを見ると、スープがかなり赤い。店員は「辛くないよ」と言っていたけど、こんなに真っ赤なスープが辛くないなんてあり得るのか…上海1日目の夕飯が辛くて食べられないなんて、それでいいのか…。モンモンと悩むこと15分、ようやく運ばれてきたその料理は、意外にもおいしかった! そして辛くなかった。スープの色は、トマトの赤みだったのである。なるほどな。
 

 

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トマトベースのスープに入ったすいとんのような感じ

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ムダに近未来的な高速道路… 

 

 ホステルでは、香港出身のMoonという女子と、台湾出身のDerekという男子と友達になった(2人とも英語名)。この日は中国時間の午後10時から日本×パラグアイ戦があったのだが、ホステル内にあるカフェのビッグスクリーンで試合が放映されていた。アジア勢で残っているのが日本だけだったので、香港人と台湾人も日本を応援していて、3人で観戦した。負けたときは、特にサッカーファンではない私もショックでありましたよ。

 

 翌日の上海万博に備えて2人と情報交換などしつつ、部屋に戻って寝た。ちなみに私はホステルに泊まるとき、今のところ必ず「女子部屋」を指定してます。着替えのときに気を遣うのが面倒くさいとか、男子はくさいとかいろいろ理由はあるのですが、女子部屋を選ぶ人には騒がしくない、きちんとした女子が多いので、それが一番うれしい点かもしれない。だから6人部屋でも、問題なく寝られるのです。

 

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歌舞伎町にて

前の会社のKさんとYさんと、3人で上海料理を食べに行った。
新宿歌舞伎町のど真ん中にある、怪しげな店。
 

途中、店のお姉さんと話す機会があって
お姉さんに中国語で話しかけられたので、答えてみた。
隣で聞いていたYさんは
「ayaccoさん、中国語できるんですね!すごーい!」と感心していた。

 

…が、その時の会話の内容が以下のようなものだったことを
聞かせたら、心底がっかりしていた。

 

店員「あなたは中国人ですか?」
私 「いいえ、私は日本人です」

 

料理は地元感満載で、おいしかったです。
 
 

 

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徒労感

パスポートの更新時期がやってきた。
5年前に、5年用のパスポートを発行しているので
この時期の更新は自然のことはりである。
 
 
いきなり余談ですが、前回、
なぜ「10年用」でなく「5年用」を申請したかというと
「結婚して名字が変わるなら、5年用の方がいいよ」
という、風の噂を耳にしたからである。
よく考えれば、姓が変わったら変更手続きをすればいいだけなので
大して根拠もない噂だったのだが、まあ一応、
私は予定どおり(?)この5年間で姓が変わった。
姓が変わってからも2年間、意地になって
旧姓のパスポートを使い続けていて、
なんとなく後ろめたい気分でいたので、
今回、ようやく新姓に切り替えることができて一安心である。
 

本籍のある区役所で戸籍抄本をゲットし、
その足で都庁旅券課に向かう。
申請書類を書き終えたところで、
証明写真を撮ろうと隣接するスタジオに向かったのだが…。
 

白黒 :2枚 1,200円
カラー:2枚 1,500円

 

べらぼうに高いのである。
完全にぼったくりビジネスである。
旅券課の近くにあるからって、足下を見おってからに…。

 

カラー1,500円も払うのはあほらしすぎるので、
都庁を出て、近くのインスタント証明写真機を探した。
インターネッツを駆使したところ、大江戸線「都庁前」駅の
改札脇に1台あるというので、そこに向かった。
すぐには見つけられなくてうろうろしてしまい、
結局、旅券課に戻るまでに30分くらいかかった。
もうへとへとである。

 

さて、旅券課に戻って窓口に並ぼうとしたのだが…。
どうも、さっき撮った写真の写りが気になる。
ものすごく顔色が悪くて、表情もこわいし、
なんかオバサンみたいに見えるのである。
いや、実際そう見えてるのかもしれないけどさ!
今回は「10年用」を申請するつもりなので、
この写真を10年使い続けるとなると、気が重い。
旅行に行くたびに鬱になりそうである。
 

迷ったあげく、例の写真スタジオに向かった。
そして、カラー2枚1,500円の写真を頼んだ。
徒労感。
インスタント写真に費やした30分も500円も、ムダである。
くっ…!

 

写真はバイトのねーちゃんみたいな人が1カット撮っただけで終わり、
「高い割にたったの1カットで済ませるのかよ、解せねーな」と
心の中で悪態をついたが、仕上がりはインスタント写真よりよかった。
これでインスタント写真の方が写りがよかったら、
それはそれでちょっと面白かったかもしんない。
 

ちなみに「カラー2枚1,500円」はやはりみんな高いと感じるようで
私の後に来た男性も、店員さんとこんなやりとりをしていた。
 

男性「(1,500円という価格を見て)えっ、2枚だけなんですか…?」
店員「はい、ネガではないので1度につき2枚しかプリントできないんです」

 

そういうことを聞いてるんじゃないと思うけど…と思いながら聞いていると
男性は「そうですか…」と言って店を出て行った。
しかし、結局はあきらめたらしく、再び店に戻ってきた。
 

男性「カラーでお願いします」
店員「枚数は2枚ですが、大丈夫ですか?」
男性「はい」
店員「あと何枚か必要だったんですか?」
 

だーかーら、そういうことを言ってるんじゃねーべよ!
1,500円で2枚は高いって言ってんの!
よっぽど、横から口を出そうかと思った。

 

[おまけ]
飾り気のないスタジオの角に1体だけたたずんでいた、
恐ろしい風貌のミッキー。呪われそう。
…ていうかこれ、ミッキー?

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香港3日め・前半

 アモイ・上海旅行記をちょっとお休みして、香港旅行の3日めについて書きますよ。この後の上海旅行記とも絡んでくるのでね…(ちょっとだけど)。
 

 3日目は朝、早起きしてフェリーに乗り、長州という小さな島に行く予定を組んでいた。この長州島では毎年5月、「饅頭祭り」という祭りが行われるのである。高く積み上げた「饅頭タワー」にヨーイドンでよじ登り、饅頭を集めて高得点を競うというイベントらしい。かつてはこのイベントで死者が出て、そのために数十年間、祭りが中止されたこともあったとか。まさに「饅頭こわい」を地でいく島なのである…。
 

 あいにく饅頭祭りが開催されるのは私たちが日本に帰国した後だったのですが、きっともう祭りの準備くらいは始まっているに違いないということで、祭りを数日後に控えた長州島を訪れることにしたのです。
 

 フェリーに乗る前にフレンチトーストを食うか食わないかがもとで夫婦喧嘩をし(詳しくは割愛)、険悪なムードのまま長州島に到着。一時休戦協定を結び、朝粥を食べてから観光へ繰り出しました。粥は、種類を間違えて変な豚の血の固まり?のような具入りを頼んでしまって、おいしくなかった…。

 

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豚の血入りおかゆ

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たらいから路上に飛び出たカブトガニ

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漁業の町・長州島

 

 歩き始めると、いきなり饅頭タワー発見! 学校のグラウンド?のような場所に、おもむろに立っているので拍子抜けした。ガタイのいい兄ちゃんたちが、本番に備えてぬかりなく練習をしているようだった。

 

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このタワーが饅頭(作り物)で覆われます
 
 
 饅頭タワーの裏手に回ると、お寺があって、その前で大量の饅頭を糸でつなげる作業が行われていた。濃いピンクで色づけされた「平安」の文字がかわゆい。
 

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まんじゅうを糸でつなげるおじさまたち

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これはタワー用ではない、本物の饅頭。ただしあんは入ってません

 

 寺まわりをひとしきり見学した後、路地を歩くと、饅頭ストラップが売られていたのでつい購入してしまった。饅頭を指さし、食べるジェスチャーをして「あの、山ほどある饅頭は食べられないのか?」と尋ねてみたところ、「あそこのお店で売ってるわよ」とおばちゃんが教えてくれた。買って食べてみたら、ふかふかの生地の中に上品な甘さのあんが入っていて、実にうまかったですよ。饅頭うまい。

 

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市場にいた、豚の丸焼き
 
 
 饅頭を頬張りながら、海沿いをてくてく散歩して、路地を歩いて、市場を見学してから、昼前のフェリーで香港に戻った。
 

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アモイ滞在記・4日め(6/27)

 この日は朝、6時前に起きた。空港に迎えにきてくれたYちゃんの、大学の卒業式が午前中にあって、それに参列することになっていたのである。眠い目をこすりながら待ち合わせ場所に向かう途中、海ぞいの遊歩道で太極拳やバドミントンにいそしんでいる中国人の皆さんを目にしてうれしくなった。まだ朝7時ごろの話である。中国の人は本当にみんな元気!

 

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 20分ほど高速船に揺られ、コロンス島とはまた別の漳州という地域へ向かう。そこからさらにバスに乗り、キャンパスに着いた。とても広くて美しい大学で、中国版『花より男子』の撮影にも使われた場所である。
 
 
 卒業式は、一番前の列で参観した。学部長?のおじちゃんがとても話の面白そうな方で、中国語でのあいさつが聞き取れないのが悔やまれた。式の途中、なんども「スエスースエウィー」という単語が出てくるので何だろう、と考えていて、「学士学位(xue si xue wei)」のことだと気づいた。中国南部の方言で、ちょっとなまっていたのだ。その「学士学位」授与式が始まり、学生たちが順番に壇上に上がる。女の子たちは、結構かわいい子が多い。
 
 

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壇上のわが子を撮ろうと最前列に集う撮影隊の皆さま
 
 
 それにしても、シンガポールでのイスラムの結婚式乱入に続き、ここでも中国の大学の卒業式にまぎれてしまった私。実は、前回、取材で訪れた時には中国人の結婚披露宴にもまじってしまった。海外でことごとく、他人の式典に参列する謎の女…。
 
 
 授与式の後は、外へ出てみんなで記念撮影タイム。さらにその後の食事会(謝恩会?)にも図々しく顔を出し、学生さんたちと一緒にご飯を食べた。あまりおいしくないね、ということで、学生さんたちと意見の一致をみる。
 
 

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欧米式に帽子を投げる

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謝恩会。料理は微妙

 

 午後に用事があったので謝恩会を先に中座し、再びアモイ市内へ。取材に協力してくれたWちゃんに会って、本を渡す。不加糖珈琲(カフェ)に向かい、ここでもオーナーに本を渡した。さらに、アモイ市内の何軒かのお店に本を送りたかったので、郵便局での発送手続き(中国は結構めんどくさい)を手伝ってもらった。

 

 コロンス島に戻り、新四海(レストラン)のオーナー任さん、babycat(カフェ)のオーナーさんにもお会いして本を渡す。任さんには取材時にもお会いしたけど、同い年くらいで、いつも気さくに話してくれるので面白い。

 

 babycatのオーナーさんは前回は会えず、今回、ようやくお会いできたので大変うれしい。いつもは知人を介さないと取材を受けないらしいんだけど、私はツイッターを通じてbabycatと直接のやりとりができるようになっていて、お友達になれたのだ。ツイッターありがたや。それにしても、2人ともた〜っぷりお土産をくれて、いったいどうやって持ち帰ったらよいのやら…。

 

 夜は宿に戻って、四季花の皆さんと食事。それから、去年の5月に初めてアモイを訪れた時に友達になった黄くんが遊びにきてくれた。私が少し中国語を喋れるようになっていたので、びっくりしていた。えっへん。

 
 

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アモイ滞在記・3日め(6/26)

 この日も遅めに起きて、四季花の人たちと一緒に昼ごはんを食べた。

 

 その後、再びコロンス島の店めぐり。PIER BAR(バー)ではオーナーが不在だったので、電話してもらって別の日にアポイントを取ることに。NAYA(旅館)では、顔なじみの黄おばちゃんと久しぶりの再会を果たした。会うのはこれで3回目なので、すっかりお友達のようになっていて、本を渡したらとても喜んでくれた。リクエストを受けて扉ページにサインをした。しばらくお喋りした後、「お礼にミルクティーをごちそうしてあげる」といって、张三疯に連れて行ってくれた。

NAYA


 黄おばちゃんとお別れした後、寿記亀糕店(餅菓子店)のおばちゃんに掲載ページを渡しに行く。おばちゃんは喜んでくれて、次に訪れたお客さんのグループに早速「日本の作家に取材されて、本に載ってるのよ、ほら!」と見せびらかしていた。

 

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 その後、アモイ市内へ出て、制作に協力してくださった航空会社の方に本を渡す。奇しくも同じ大学の大先輩である。いつも高級ホテルのロビーで待ち合わせるのだが、その方はTシャツにハーフパンツとサンダル、私も裸足でサンダルという適当な格好である。中国は気楽でよい。
 

 1時間ほどお話した後、現地の友人で台湾出身のTravis(誌面にも登場)が車で迎えに来てくれた。近くのカフェでお茶を飲みつつ、彼にも本を渡す。彼は一昨年結婚して、購入したマンションがそろそろ完成間近なのだが、内装を担当する作業員たちの仕事が雑で、全部やり直すことになったのだとこぼしていた。

 

 夜には、取材時に通訳として私に同行してくれたガイドさんや学生の皆さんを含め、10名で食事。ご存知の方も多いと思うが、中国では食事で割り勘をすることはあまりなく、基本的に「誰かのおごり」である。今回は当然、主催者である私のおごりだよなと覚悟していたのだが、何せ人数が多いので内心、戦々恐々としていた。念のため、それほど高くない、自分ひとりでも払えそうな店を選んでおいた。

 

 学生さんたちは皆、完成した本を見て大変喜んでくれた。卒業後の進路は大学院に進む子、現地企業で日本語を使った仕事に就く子、日本に留学する子、とさまざまである。みんなで一緒に集まれるのは、おそらくこれが最後だろう。

 

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 さて、楽しい食事の時間が過ぎてお会計の段になったが、やはり私のおごりということで、一同の間に暗黙の了解ができているようであった。日本でなら、こういった場合でも一応、お金を出すそぶりをしたり「今日のお会計はいいんですか…?」などと尋ねたりするものだが、そういったことは一切ない。中国のおごり文化、おそるべし! ちなみにみんな、料理やお酒も遠慮なくバンバン頼んでいたよ!

 

 …といっても、実は、10人分のお会計で5500円くらい。日本人の方がひとり、気を使って少しお金を出してくださったので、実際に私が払ったのは4000円強である。日本での1回分の飲み代で、みんなでおいしく飲み食いできたと思うと安いものである。

 

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また白猫がきた
 

 

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アモイ滞在記・2日め(6/25)

 ゆっくりめに起きて、四季花の皆さんと一緒に昼ごはんを食べた。ゆうべは会えなかった小楽のお父さんや、清掃&食事担当のおばちゃんとも久々の再会。以前はほとんど中国語が話せず、会話に難儀したものだったが、今回は片言ながらもだいぶ意思疎通ができる。一方で聞き取りにはかなり苦戦してしまい(まだまだ学んでいない単語や文法が多すぎる…)、帰国したら中国語の勉強マジがんばっちゃうもんね、と決意を新たにするのであった。

 

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四季花のテラス


 四季花のテラスを見ると、半年前にもいた猫(半野良)が、子猫を2匹連れていた。私がいない間に、立派なお母さんになって…!と、いたく感動してしまった。子猫たちはミーミー泣きながら、お母さんの後を付いて回っていた。

 

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立派なお母さんになって…!

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子猫さんたち。カメラを警戒中

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前回は見かけなかった白猫も仲間入り

 
 
 昼食後は外へ出て、コロンス島内で取材に協力してくれた店舗のうちいくつかを回る。この日回ったのは、晃(カフェ)、好汁味氷果(ジューススタンド)、张三疯(カフェ)、花時間(カフェ)の4店舗。晃では、以前と同じバイトの仲良し女子2人組が今も働いていて、記事を喜んでくれた。
 
 
 好汁味のオーナーご夫妻は、取材当時から出版を非常に楽しみにしてくれていた。実は今回、掲載店全部に献本するのは実質的に不可能だったのだが(数が多すぎるため)、そのことを伝えるのはとても心苦しかった。案の定、本をもらえないと知ってとてもがっかりしていた様子のご夫妻…だったのだけど、なんと、「本、あまってるならお金を出すから買わせて!」とのリクエスト。これにはたまげた。だって、物価の違いから、この本は中国の人にとってはかなり高く感じるはずなんですよ(130元。通常、この手のガイドブックなら30-40元くらいが相場)。どうしても買いたそうだったので、結局、100元で1冊売ることにした。さらに複数を買いたそうな勢いだったけれど、さすがにそこまでは冊数に余裕がなかったので、お譲りできず。
 
 
 张三疯は、取材を受けてくれたスタッフの人がすでに辞めてしまっていたけど、一応、ほかのスタッフに掲載ページを渡すことができた。
 
张三疯欧式奶茶铺
 
 
 花時間では、半年前と同じように、静かなカウンターの奥にマスターがいた。このマスターは物静かで口数が少なく、取材時には、突然訪れた私たちを少し警戒しているのかなと思える節もあった。ところが、この時は出版の報告をよろこんでくれて、少し座っていきなよ、とお水も出してくれた。今回のコロンス島訪問で、いちばんうれしかった瞬間の一つである。片言の中国で少し話をした後、おいとました。
 
花時間CAFE
 
 
 夕方、アモイ市内へ出て、取材に協力してくれた会社へ本を渡しに行った。その後、やはり制作に協力してくれたNさんご夫妻、そのお友達のYさんたちと夕飯へ。地元の人たちでにぎわうカジュアルな海鮮料理の店で、どの料理も本当においしかった。おなかいっぱい食べたにもかかわらず、食後、みんなでさらに別のお店で台湾式デザートなどほおばり、帰宅。
 

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 四季花へ戻って、就寝。四季花に新たに仲間入りしていた白猫はとても人懐こくて、私の部屋まで入ってきた。大変うれしい。でも後足をでろーんと伸ばして寝るのは、変だ。

 

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アモイ滞在記・1日め(6/24)

 夕方の飛行機で、まずは上海へ。浦東国際航空に到着後、アモイ行きの国内線に乗り換える。飛行機は中国人の友人(のそのまた友人)が予約してくれていたが、中国の国内線は「予約控え」のようなものがなく、当日にカウンターでパスポートを見せてチェックインするというシステムなので、かなり不安になる。
 

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空の上から見えた富士山

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上海浦東国際空港。天井から何か突き出ている…
 
 
 なんとか国内線(吉祥航空)のカウンターにたどり着き、ドキドキしながらパスポートを見せると、おねいさんに「こちらはファーストクラスのチェックインカウンターですが…」と言われる。どうりで私の(ボロい)身なりを見て、不審そうにしていたわけだ! でもおねいさんは親切に、そのままチェックイン手続きをしてくれました。
 

 飛行機は19:40発。おなかすいたなあ…でも機内食なんて出ないだろうなあ…とあきらめていたのだが、なんと簡易ながらも機内食が出て感動! 謎の肉を使った謎の団子が出てきたが、おなかがすいているので何でもおいしいしうれしい。

 

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 アモイ到着時には、現地の友達YちゃんとT先生が空港まで迎えにきてくれた。降り立った時の感想は、「なつかしい」。実は私はこの1年あまりで、3回もこの都市を訪れているのである。どんだけ好きなんだアモイ。
 

 道中、携帯電話のプリペイドカードを購入し、YちゃんとT先生に別れを告げてコロンス島の宿へ。昨年、取材で1か月滞在した時にもお世話になった「四季花」である。
 

 そもそもこの四季花、昨年の取材時には、1か月1500元(2万円弱)という破格の金額で滞在を受け入れてくれた。当時はその安さにひかれて宿泊を決めたのだが、ここの宿の人たちは本当に親切で、夕飯に誘ってくれたり、困ったことがあれば助けてくれたりと、私を家族のように扱ってくれた。1か月の滞在を経て、四季花は私のコロンス島の「実家」のような存在になっていったのである。
 

 さて、その四季花でオーナーの小楽(シャオラー=オーナーのニックネーム)と半年ぶりの再会。夜遅い時間だったので、とりあえず完成した本だけ渡して、その日は寝た。以前は何もない殺風景な部屋で「寒いよー。つまんないよー」と思いながら原稿整理をしたものだったが、今回はテレビもエアコンも棚も設置されていて、ずいぶんとグレードアップしていた。
 

四季花
 
 

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コロンス島のガイドブック、発売。

新紀元社さんから、
猫とピアノの楽園 コロンス島散歩【中国・アモイ】
が発売されました。
 
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