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地震が起きたとき

地震が起きた日、私はいつもどおり家にいて
パソコンに向かって原稿なぞ書いていたわけですが。
最初に揺れがきたとき、
「ああ、また地震か、やだな」
なんてなめてかかっていたのだが
待てど暮らせど収まる気配はない。
普段からビビリなもので、そんなに大きな地震じゃなくても
比較的早い段階でテーブルの下に隠れるのだけど
このときもそうして隠れていたら、ある瞬間、
びっくりするほど大きく揺れ始めた!
わが家では無印良品のスチールユニットシェルフに食器などを入れていて、
そのシェルフがすぐ近くで揺れ、食器がかちゃかちゃ音を立てる。

 

怖いのは音。

 

家具が倒れてこないのは幸いだけど、
食器の音、窓のサッシががたがた揺れる音、物が落ちる音、
レンジの上からもオーブン用のトレイが落ちて派手な音を立てる。
その音に猫がびっくりして、部屋の奥に走っていってしまった。
わたしは一人、テーブルの下でアホみたいに
「やだー、やだーもう」とか
「ねね! ねね!」(←猫の名前)とか言いながら
ひたすら揺れが収まるのを待っていた。
このまま揺れが大きくなったら、マンションが崩れ落ちて
わたし、死ぬのかな。死にたくない!と、
はじめて具体的に思った。

 

揺れが収まってまわりを見てみたら、
大した被害はなかったけど、それでも、
今まで経験した地震の中で一番大きい被害だった。
コーヒーが入っていたマグカップは床に落ちて、
テレビ番組をダビングしたてのDVD-Rが濡れていた。
キッチンにはほかにもたくさん物が落ちていて、
書斎に行ったら、予想通り本やら物やらがたくさん床に落ちていた。
でも、2つある180cmの本棚が倒れていなかったのは奇跡!

 

もう怖くて怖くて、家には自分一人だし、この時ほど、
「会社に勤めていればよかった」と思ったことはなかった。
ツイッターに書き込んで少し落ち着いたけど、物理的には一人。

 

猫の名前をいくら呼んでも見つからず、
半泣きになって押し入れの奥を探したら、いた。
嫌がる猫をむりやり引きずり出して、キャリーバッグに入れた。
とにかく避難できるようにしなくては…。

 

何度か余震があって、恐ろしすぎるので
外に避難しようと思った。
実際、キャリーバッグを抱えて着の身着のまま(寝間着のまま)
何度か外に出てみたんだけど、外、意外なほど普通なのね。
みんな携帯を見て心配そうにはしているけど、
普通に歩いてて、まったくもって日常の風景。
猫だけ連れて逃げてきました!っていう感じの人は
ほかに見当たらなくて、とりあえず近所の駐車場で少し休んで
しばらくしてから家に戻った。

 

あれでも、震度5弱だったんだって。
震度7なんて、想像もできないよ…。
 

その後も、家でびくびくしながらネットやテレビをチェックしてたら
少ししてから、取材の依頼とか、原稿確認の依頼とかのメールがきて
なんかちょっと、逆にびっくりしたりもした。
 
 
何年か前に買った、無印の防災用品セットも出してきて
いつでも持っていけるように、玄関のところに置いておいた。
こういうのって、日ごろからすぐに持ち出せる所に置いてないと意味ないね。
ある意味、いい避難訓練になったともいえる。

 

一応、夫にも連絡してみたが、電話がつながらない。
でもツイッターで書き込みが確認できたので、まあ大丈夫らしい。
都内の実家にも連絡がつかないので、夫(会社が実家に近い)に
直接行って、母の様子を見てきてもらうことにした。
夫は家に招き入れられ、結局、夕飯まで食べてきたらしい。

 

電車が止まってて、夫は会社から帰ってこられないかもしれず
余震の不安を抱えながら一人で寝なければいけないのか!と
恐れおののいたが、夜遅くになんとか電車が再開したようで、
夫も帰ってきた。
余震が怖くて、風呂にも入らず、寝間着にも着替えず
いつでも逃げられるように居間で寝た。

 
 

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05: 日々の生活」カテゴリの記事

コメント

無事で良かった!
うちら家族も無事です。

世間はまだ混乱しているね…
何事も無ければ良いんだけど。
いつになく不安だー

投稿: ふじまる | 2011年3月18日 (金) 10時58分

その時、私は銀座に居た
めちゃくちゃ揺れてたよ、ビルが
生まれて初めて、死にたくないと思った

東京はまだましだが、被災地は今でも大変だね、
祈るばかりです。

投稿: | 2011年3月18日 (金) 12時27分

今コメントしたのは私(ようこ)

投稿: youko | 2011年3月18日 (金) 12時36分

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