2011 北京

北京4日め・ラム組合

4日目のメインイベントは、万里の長城。
チャンチョン(※中国語読み)であります。

 

いつもの悪いくせ(ケチ)で、中国語ツアーに申し込んでしまった。
だって100元だったんだもん…。
だもんで、ガイドさんが中国語でしてくれた説明とかは一切わかりません。
ま、行ければいいよね。チャンチョンに。
 
 

私が参加したツアーは、前門駅前からバスが出ていて
チケットを買うところまでは、スムーズにできた。
ところが、このツアーは出発時刻が決まっていなくて
「人数が集まったら出発する」というしくみ。
まあそれは最初から知っていたので、
のんびり出発を待つべと思って
バスに乗り込んでいたんだけど…。
 

…いつになっても出発しねぇじゃねえか!!
この日は日差しが強かったもんで、
バスの中がだんだん蒸し風呂状態になってきた。
ああもう今日はツアーやめようかな。
100元返してもらいたい…。
 

イライラも最高潮に達したころ、ようやくようやくバスが出発した。
結局、待たされた時間は1時間半。
例えばこの1時間半の間に、隣の席の中国人男子と
おしゃべりをして仲良くなったとか、
そういう有意義な1時間半じゃないからね。
ただひたすら、一人で沈黙し続けた1時間半であった。

 

途中、ツアーお約束のみやげもの屋見学を経て、ランチ。
ツアー参加者同士、適当に円卓を囲んで座る。
円卓といっても、中央にぐるぐる回るやつがついていないタイプ。
その円卓に、あまりおいしくなさそうな料理が所狭しと運ばれる。
 
 

Th_p4140379

 

 
「取り皿」なんてシャレたものはないので
まずはご飯茶碗に白飯をよそい、
大皿に載った料理を直箸でむんずとつかんで
白飯の上に載せて食べるというスタイルである。
ご飯茶碗は小さいので、おかずの取り置きをする余裕はなく
結果、ひとくちひとくち、大皿に手を伸ばしておかずを取らねばならない。
テーブルの反対側にある料理は、思いっきり手を伸ばして取る。
それでも届かなければ、ふんぬと立ち上がり、手を伸ばして取る。
「そのお皿を取っていただけません? オホホホ」なんて
優雅な食事風景とは無縁なのである。
日本料理のマナーの先生とかが見たら、卒倒しそうな光景だな。
 

ともかく、あまりおいしくない料理で一応腹を満たし
いざ、万里の長城へ。
長城では自由行動になるのだが、
ここで、梅子(メイズ)ちゃんという中国人女子大生と友達になった。
中国人女子で一人旅なんて、珍しい。
もともと一人旅が好きなんだそうで、気が合いそうである。
しかし、彼女の話す中国語は速くて
コミュニケーションをとるのに難儀した。
日本に帰ったら、もっと中国語を頑張らねば…と決意を新たにした。
 
 

P4140396
梅子かわいいよ梅子

 

万里の長城は、それなりにすごかった。
自由時間は2時間ほどあったので「余裕〜」と思い
梅子と一緒に歩き回っていたら、どういうわけか
あっという間に帰りの時間が近づいてしまい
気付けば、下山ロープウエーははるか遠く…。
バスに置いて行かれてはかなわないので、
あの険しい万里の長城を、ロープウエーの乗車口まで
全力で走ったり、上ったり。
梅子の軽やかな足取りを見て、歳を感じたね…。
 
 

Th_p4140403

 

北京市内に戻って、夜は、ラムしゃぶを食べた。
前門の駅周辺に、なんだかすごく賑わっているラムしゃぶ店があって
えいやっ!と勇気を出して一人で入ってみた。
 
 

P4140404


 

そしたらホンマにおいしくてねぇ〜。
さすが、混んでる店だけあるわぁ。
「あの女、一人で来てるぜ」って
中国人男性客のグループにヒソヒソ話されたりしたけど(多分)、
そんなこと気にならなくなるくらい、おいしかったです。
春菊とか白菜とか、野菜もたっぷり取れて旅行中の食事に最適!
 

 

Th_p4140444

Th_p4140446
ここでしゃぶしゃぶします

 

あと、「ラム肉セット」を中国語で
「羊肉組合」って言うのが面白かったです。
組合…。

 

Th_p4140443
 
 
 

| | コメント (0)

北京3日め・しゃれおつ

北京3日め。
2日めにちょっと頑張って観光スポットを回ったので
3日めでだいぶ「ここも行かなきゃ」という心理的負担が減って
この日はのんびりしようっちゅうことになった。
まあ、自分で勝手に行って、勝手に日程組んでる旅行で
心理的負担ってのもミョーな話ですけどね。

 

朝、10時くらいに宿を出て
最寄りの点心屋さんで蒸しパンを買った。
そしたらびっくりするほどおいしくなくて、ギブアップ…。

 

ちなみにこのお店では翌日、
肉まんでリベンジを試みたんだけど
肉まんじゃなくて野菜まんを渡されて、
しかもそれがえらいまずかったので、またもやギブアップ。
このお店とは縁がなかったんだ!とあきらめることにして
以降は買わなかった。
(でも肉まんだったらおいしかったのかなあ)

 

前置きが長くなったけど、この日行ったのは「798」という地区。
なんか、若者が?昔の建築を?アートにした地区?とかいう
非常にざっくりした情報のみを頼りに行ったら、
バスがなかなか来なくて難儀した。
タクシーで行きゃいいんだけど、ケチなものでねぇ…。
798は、北京市街から結構離れてるのです。
 


Th_p4130263

Th_p4130272

 
 

798は、思ったよりも面白い場所で
ひとことで言うなら「アートのテーマパーク」みたいな感じかなあ。
一つの町内くらいの敷地があって、
昔のビルと、それをリノベートしたオサレなカフェやら、雑貨屋やら、
アートギャラリーやらが建ち並んでる。
とにかくオサレな場所でしたよ!
そして物価が異常に高い…。 

 

Th_p4130283
いきなりしり見せ!のオブジェ

Th_p4130288
劇団員の皆さま?

Th_p4130305
トラックもアートに見える…ような

Th_p4130315
オブジェの前に、オブジェと同じ人たちが…

 
 

蒸しパンをギブアップしてしまった私は
大変におなかがすいていましたので、
798にあるオサレレストランのテラス席で
チーズバーガーを頬張ることにしました。
798は西洋風の店ばっかりで、こういう食べ物しかないんだよね〜。
70元払ってまでチーズバーガー食べたくないんだけど、
背に腹は替えられぬ。
 
 

Th_p4130282

 

 
なんか人込みができてるなあ、と思ったら
フランス人男性(たぶん)が映画の撮影してた。
自主制作映画っぽい(たぶん)。
 


Th_p4130310

Th_p4130311
中国人キャストの方々
 
 
とにかく敷地内全体がオサレな感じなので、
中国の若者たちはこぞって写真を撮りまくっていました。

 
 

Th_p4130323
中国人コスプレイヤー発見!

Th_p4130329
中国の人ってホントに写真撮影が大好き
  
 
この日もまだまだ書かねばならない原稿があったので、
オサレカフェに入って、しばらく作業した。
日も暮れてきたので、バスで市街に戻った。
 
 

Th_p4130354
 

 
夕飯は、ガイドブックに載っていた
「中国の名店屋台が集まるレストラン」ってのに行こうと
心に決めてたんですよ。
ところがそのレストラン、そもそも駅から遠くてなかなかたどり着かない。
何も夜に女の一人歩きをすることもなかろう、と思うのだが
ケチなものでねぇ…。(一応、ちゃんと人通りはあったんですよ!)
 
 
フムフム、地図で見ると、
この胡同(フートン=路地)を入って突き当たりに、
目当てのレストランがあるのだな。
そう思って、路地に足を踏み入れたら。

 
 

Th_p4130356
  
 
ヒィ〜、暗いいいいいい!
本当にあるっていうの?
こんな暗い道の先に、レストランが?
だいたい、こんな真っ暗な道を、女一人で歩いていいものなんかなあ。
いくら30過ぎのオバサンとは言え…。
 

でも、そもそもこの路地は完全な住宅街で
住人のじいさんとか、若い娘さんとかが
割と普通に歩いたりもしていたので、
私も意を決して、奥まで歩を進めてみることにした。
 
 
そしたら、だいぶ進んだ先に、レストランはあった。
店内は、外の暗闇からは想像もできないくらい
明るくにぎやかな雰囲気だった。
「注文の多い料理店」みたいなシチュエーションだな。
 
 

Th_p4130359

Th_p4130360

Th_p4130365
これで40元でした 
 
 
屋台に並んでいるのは点心とか串焼き、包子が中心で
ハラルフードだっけ?
イスラム教徒のための屋台コーナーもあるのが面白かった。
「名店」だからなのか、屋台とはいってもそんなに安くなかったな。
軽めに食べて、ビールを飲んで、宿まで歩いて帰った。

 

Th_p4130342_2


| | コメント (4)

北京2日め・乾いたシウマイ

北京2日め、どこに行こうか迷ったあげく
とりあえず観光チックなところをひととおり巡ろうと決意した。

 

地下鉄の駅で、一通カード(スイカみたいなもの)を買った。

「カードの保証金が20元、チャージが20元で40元になります」
「チャージは10元だけでいいんですけど」
「それは無理よ。チャージは最低20元からです」
「なるほど、わかりました」

…という会話が(カタコトだけど)できて、うれしかった。
もっと喋れるようになりたいなあ。
 

王府井(ワンフージン)という繁華街を通り抜けて
ガイドブックに載っていた中華料理店に行った。
老北京炸醤面という、北京名物のジャージャー麺がうまいらしいのだ。
 
 

Th_p4120118_2
これが王府井だ!

Th_p4120099


お店は適度にきちんとしていて、適度ににぎわっていて
一人でも入りやすかった。
そして、テーブルを担当してくれたお兄ちゃんが
とっても親切で驚いたよ!
無愛想な店員さんに慣れているもので、
ここでもやっぱり「さすが北京すげー」と感動した。
 
 

Th_p4120120
アヒルの頭とか、珍しいものが食べたくなっちゃうのよ

Th_p4120123
ジャージャー麺

Th_p4120124
混ぜるとこうなる

 
麺はコシがあっておいしかったんだけど、
このジャージャー麺のソースは、何味と言ったらいいんだろう…?
なんか土みたいな味、しませんか?
きっとこういうものなんだろうけど、
私は日本でよくあるジャージャー麺の方が好きだなあ。 
 

それから徒歩で故宮博物院に向かった。
聞いていたとおり、すごく広くて疲れた。
人もいっぱいいた。
 

途中、どっかの兄ちゃんに後ろから突然、リュックをつかまれた。
よく分からんが、「まだ行くな。待ってろ」ということらしい。

はあ〜!?

いくら中国だからって、後ろからリュックつかむなんて
そんな失礼なこと、許さないわよっ!
アンタなんか無視して、私は先に進むんだからねっ!!

 

…などと強気の姿勢でぐんぐん歩き出したら、また制止された。
よく見ると…アラ、なんだか偉そうな人たちと
それを囲む強そうなSPの一団がいるじゃないの!
どうやら、どこかのお偉いさんが見学に来ているようだった。
例の兄ちゃんは、客を制止する係だったみたい。
 

中国ってこういう、「偉い人が見学に来てるからちょっと待て」
みたいなこと、よくあるよね。上海万博でもあった。
営業時間外に見学すればいいと思うんですけど…。
 
 

Th_p4120193
壁が…高いです…


 

故宮を見学した後、北側にある景山公園に行って
小山を上り、頂上から故宮の全景を眺めた。
頂上付近では、王宮スタイルの衣装を着て
写真を撮れるサービスをやっていて
かなりやってみたかったんだけど、さすがにいい年こいた女が
一人で衣装着てカメラに向かってニッコリ…というのは
いかがかと思われ、というか単純に自分にその勇気がなく、
撮影場のまわりを3往復くらいしたのち、諦めた。
 
 

Th_p4120201
故宮全景

Th_p4120210
こういう小さい子が撮ればかわいいんだけど…

 

それから天安門に行った。
バス+徒歩で行ったんだけど、結構歩くはめになり
天安門に着いた時点でへとへとだった。
 
 

Th_p4120223

 

時刻はちょうど、夕暮れどき。
向かいの天安門広場では、日の出に合わせて兵隊さんが国旗を掲げ、
日の入りに合わせて国旗を下げる演出があるのだという。
うーん、ちょっと待てば、国旗下げが見られるかもしれないなあ。
 
 

Th_p4120228

 

 
…などと思って、すでに国旗のまわりに陣取っている
大量の中国人観光客にまじって、私も日の入りを待つことにした。
すぐに日が暮れるかと思いきや、太陽は意外としぶとくて
結局、諏訪緑のマンガ『玄奘西域記』を読みながら
1時間以上も待つことになってしまった。
 

待っている間、私の前には平頭(角刈り)の男の人がいたんだけど
彼の首のあたりに、ちょうどそり残したヒゲくらいの
細くて小さなシャクトリ虫がいるのを見つけてしまいまして。
シャクトリ虫は、男性の首から頭の方へ
少しずつ少しずつ移動を続けているのだけど
あまりに小さいものだから、男性はそんなことには気付かない。
そしてシャクトリ虫はついに、男性の頭の部分へと達し
角刈りの髪の毛に同化して、見えなくなってしまった…!
「彼の頭にシャクトリ虫が紛れ込んでいることを知っている人は
世界中で私しかいないのだ」と思うと、ドキドキして
待ち時間のちょっとしたエキサイトメントになった。
 
 

Th_p4120238
彼の頭の中にアレが…!


 
 

さて、引き続き旗下げを待つ。
「私、そこまでして旗下げが見たいのかなあ…。
ていうかYoutubeとかにアップされてるんじゃね?」
などと思い始めたころ、ようやく兵隊さんが出てきて
国旗下げのパフォーマンスが行われた。
ま、それなりに面白かったけど、特に見なくても損はしないと思った。

 

前門まで歩いて、「都一処」というシウマイの有名店で
シウマイを食べ、宿に戻った。
シウマイは、上から下まで蒸されているのではなく
上部の、皮をまとめてある部分だけが乾いた状態で
こういうものなんだろうけど、全部蒸した方がおいしくない?
上だけパサパサしてる…とか思いながら
引き続き、『玄奘西域記』を読みつつ食べた。
 
 

Th_p4120259


 

とにかく1日中歩いたので、疲れた。
宿に戻ってパソコンで仕事するのが、辛かった。
仕事したくねぇ!!

 
 

| | コメント (0)

北京1日め・南锣鼓巷でお茶

北京に着いて、市街地に向かう電車に乗って驚いたこと。
それは対面に座っていた女性が、携帯で話すとき
口を手で抑えて、小声になっていたことです。

 

…ここは本当に中国なのかと!
喧嘩してるのかと思うほど大声で話したり、
人を押しのけて歩いたり、割り込みしたり
そういう、私の知ってる中国人の姿はなかった。

 

さすが北京は首都だけあるなあ。すごいなあ。
そう感心しながら、地下鉄に乗り、
鼓楼大街駅近くのホステルに向かった。
地下鉄でも、人々が並んで乗ってきたので驚いただよ。
たまにガマンできなくて割り込んできちゃう人もいたけど。

 

到着の日はあまり無理せず、
ホステルの近所や、后海(ホウハイ)という湖のあたりを
ぶらぶらして写真を撮ったりした。

 

Th_p4110059_2

 

その後、南锣鼓巷(ナンルオグーシャン)へ。
北京マスターのシカノ先生にも教わったのだが、
ここは「北京の代官山」とでも言うべきオサレスポットで
オサレなカフェやら雑貨店やらがひしめいているらしいのだ。

 

北京はすでに、ジャケットのいらないポカポカ陽気。
うらうらと南锣鼓巷を歩いてたら、通りすがったカフェの窓際で
中国の女子大生3人が楽しそうにキャピキャピお喋りしていて
雰囲気につられて、私もふらふらとカフェに入ってしまった。
どっちみち、日本に送らなきゃいけない原稿もあって
ノートパソコンを持ってきていたので
このカフェでしばらく仕事をすることに。

 

Th_p4110071_2 

 

英語と中国語、ごちゃ混ぜにしながら注文した。
北京に来てもう一つ驚いたのは、
やっぱり「外国人」に慣れてるなあということ。
こちらが言葉がわからなくても特に驚かれないし、
外国人客も来るお店では簡単な英語が通じる。

 

カフェラテとチーズケーキをいただきながら、パソコンでお仕事。
ちなみに中国ではコーヒーがべらぼうに高くて
日本と変わらない値段(1杯400〜500円とか)で
最初は憤慨してたものですが、もう慣れた。
 
 
Wi-Fiにつなげてツイッターを見たら、
ちょうど日本では大きな余震があったらしく、胸がざわざわした。
余震に落ち着かない様子の友人たちと、
北京のカフェでのんびりしている自分との間に
ものすごい隔たりを感じた。

 

でも、旅行中は楽しまないとね。

 

Th_p4110082_2 

 

夜は何を食べようかさんざん迷ったあげく、
ホステル近くの「老北京餃子館」に入って
鶏肉とカシューナッツの炒め丼を食べた。あとビールね。
お店が混んでいるだけあって、なかなかウマい!
お代は日本円で300円ほど。
やっぱり中国って素晴らしいわ〜。

 

Th_p4110093_2
ビールを湯呑みで飲む図

 

泊まったのはここ
今回は部屋で仕事しなきゃいけなかったので
ドミはやめて一人部屋に滞在。1泊2000円くらい。


| | コメント (0)

北京なう・2

Th_p4140403

Th_p4150501

Th_p4130374

Th_p4160553

Th_p4160615

Th_p4160622
 
 
 

| | コメント (0)