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ペペロンチーノの罠

大学時代の友人MとWと、遅めの新年会を開いた。
場所は銀座のバル。
カウンターにもテーブル席にも猛禽OLや
イケメン会社員がひしめきあっているこじゃれた店だった。
 
 
カルパッチョやらオムレツやら、生ハムやら
おしゃれげな前菜をいくつか頼んだのだが、
どれもこれもびっくりするほど小さく、量が少ない。
まあ前菜だから小さいのは当たり前か、
ここは一つ炭水化物でもドカンと頼んで腹を満たそうぞ。
ということになり、マルゲリータのピザを頼んだ。
そしたら、出てきたピザの小さいこと小さいこと!
直径12cmくらいだろうか?
これを3人で分けて食べろというのか…。
 
 
店名に「バル」と付いてる以上は小皿料理の店であるわけで
その意味では皿が小さくても何の問題もないのですが
それでも、料理が出てくる度にいちいち驚いていたのは
皿の小ささに反して値段はボリューム満点だったためだろう。うむ。
 

おつまみ程度のピザを食べても腹が満たされるわけはなく、
とどめに「タコとアスパラガスのペペロンチーノ」とやらを注文した。
仕上げにスパゲティを食べれば、さすがに腹もふくれるであろう。
ところが、保阪尚希似の店員が運んできたものは
3cm程度に切られたアスパラと少量のタコを小皿に入れて
オーブンで焼いた料理だった!
なんだこの前菜っぽい代物は!
 
 
M 「あれ? これ、頼んでないよね?」
私 「ペペロンチーノを頼んだんですけど…」
保阪「こちらがペペロンチーノでございます」
私 「えっ!? あ、パスタじゃないんですね…」
保阪「パスタではないんですよ〜。ペペロンチーノというのは、
   『ニンニク味の炒めもの』という意味でして」
 
 
あれ、なんか軽くバカにされてる?
いやいや、普通、日本のレストランで
メニューに「ペペロンチーノ」と書いてあったら
スパゲティと思う客が大半だろうが!
しかも、メニューの同じ欄には「カルボナーラ」とかもあったよ?
あれも全部、スパゲティという仮面をかぶった別の何かだったわけだな。
これだから銀座の店は信用ならないぜ…。
 

結局、大して腹もふくれぬまま店を後にし、
お茶でも飲もうか、ということになって入ったカフェがまた
「ケーキ+コーヒー1300円」とかの華々しい銀座価格だった。
銀座の本気に軽い敗北感をおぼえつつ、
貧乏人が多く住む中央線の巣に帰った。
 

 

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05: 日々の生活」カテゴリの記事

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