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したたかに Say! You!

先日、家の最寄り駅に直結しているスーパーの西○を通り抜けていると
透明ビニール傘が150円で売られているのに気がついた。
コンビニで買えば、500円くらいするシロモノである。
安くても350円くらいはする。
それが何と、破格の150円! さすが西○!
 

今度もし、傘を持たずに外出してしまって
雨に降られてさあ大変、という時には、
きっとこの西○で150円の傘を買おう。
そう思っていた数日後に、チャンスはやってきた。
傘を持たずに外出して、夜、雪に降られたのである。
降り立った最寄り駅のホームで降りしきる雪を見つめ、
「行くか…。西○…」と静かに決意した。
 

したらば、数日前に確かにあったはずの場所に傘がナイ!
…いや、正確には傘はあった。
ただし、値札を見ると、なんと497円!
ほんの2〜3日で3倍以上の値段に跳ね上がるとは、
ジンバブエもびっくりのインフレ率である。
 
 
よく見ると、497円の傘は先日見た透明ビニール傘とは違うもので
色がついていたり、全体的につくりがしっかりしていたりと
だいぶグレードアップしていた。
そりゃ、まったく同じものが3倍の値段になったら暴動が起きますわな。
 

しかし、私はあくまで帰宅するまでの10分間をしのぐ傘が欲しいのであって
赤や黄色のしっかりした傘なぞに用はないのである。
しかも、一度「150円」という値札を見てしまったら
「497円」がとてつもなく高い値段に思える。
何しろ、1万円の傘が3万円に値上がりしたようなものですからね(しつこい)。
 

その後、売り場の奥のほうの隅っこの、従業員通用口の脇あたりに、
先日見かけた「150円」の傘が置かれていることに気づいた。
追いやられていた、と言ってもいい。
「売り物ではありません」という雰囲気すら醸し出しながら
ひっそりとたたずむ傘たちだったが、普通に売られているようだった。
結局、その150円の傘を1本手にとってレジに向かった。
 

夜、雪が降り出したんである。
傘を買いたい人がたくさんいるはずである。
そのタイミングで、150円の傘をさりげなく隅っこに追いやり
497円の傘を目立つ場所に出すとは!
西○の商魂たくましさを感じる出来事でした。
 

店を出て、150円のビニール傘を広げると
雪はもう止んでいた。
 
 

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05: 日々の生活」カテゴリの記事

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